私たちの住むムンバイ

So Cute! ベビー・オイルマッサージ
 
 日本の赤ちゃんが沐浴を欠かさないように、毎朝インドの赤ちゃんはココナッツオイルでマッサージをして、その後、お風呂に入ります。これは、インド全域の習慣で、ヒンドゥー教徒も、モスリム教徒も、パーシー教徒の赤ちゃんもみんなベビー・オイルマッサージを受けるのです。(日本にはない習慣だというと、インド人にびっくりされます。)生後2週間くらいして、臍の緒が取れた頃から、元気に育って欲しいという親たちの思いを込めて、毎日マッサージされる赤ちゃん。どうしても実際の赤ちゃんのマッサージの様子を見たくて、生後2ヶ月目のインドの赤ちゃんを訪ねました。

 わたしはインドの赤ちゃん。2002年9月25日にムンバイのアンデリで生まれました。3kgもあるインドの平均にしては大きな女の子です。とても安産で元気に生まれたのでお母さん孝行したって、おばあちゃんが言います。まだ名前はありません。あと2週間たったら命名式で、私の名前が決まるの。神様はどんな私の人生を書いてくださるのかな?命名の日には白い紙をはって、神様が私の人生のシナリオを書いてくれるのを待つのよ。ママのDarsyanaは25歳。Nishi(5歳)と、Sakshi(2歳)の二人のお姉さんがいます。おばあちゃんのDeepti、そして、大おばあちゃんのRukuminiの4世代が一緒の暮らすマラティーのジョイントファミリーです。

 私たち、インドの赤ちゃんは、必ず毎日ベビーオイルマッサージっていうのをするの。
大おばあちゃんが、私の鼻が高くなって、肌も滑らかで、黒々とした髪の毛が生えて、手足がまっすぐ伸びるようにって、生まれて2週間目から毎日マッサージしてくれます。お姉さんたちも、従妹たちもみんな大おばあさんがマッサージをしてお風呂に入れてくれて大きくなったの。大おばあさんのマッサージは、とっても上手で評判だから、前はよく頼まれてご近所の赤ちゃんたちのマッサージもしたんですって。
 最初の頃、私はびっくりしてよく泣いたけど、今じゃ、大おばあちゃんのマッサージはとても気持ちよくて、毎日楽しみです。昔はココナッツオイルにアジョワン(Ajowan セリ科の植物の種、クミンシードににている。スパイスの一種)をいれて暖めて濾したオイルを使ったそうだけど、私はモダンなのでジョンソンのベビーオイルを使っています。マッサージオイルのリムーバーも昔はチャナ豆の粉を使ったけど、私はジョンソンのベビーソープです。

      あら〜、おかあさんが私の服を脱がせてくれるみたい。今日もマッサージ楽しみぃ〜!
          
@インドの赤ちゃんは蓑虫みたいに
ぐるぐる巻きにされているのよ。
手も足もばたばた出来ません。
A大おばあさんの足にこんな風に
寝転がって気持ちいいの。
安心して伸び伸びしちゃう。
Bまずは、頭と顔から。頭にオイルを塗るとクールダウンするのよ。鼻が高くなれって大おばあさんは言いながらマッサージするの。
         
C次は、体です。満遍なくオイルを延ばしてくれて、気持ちよくて眠りそうです。
D手もまっすぐに伸びるようにって指の先まで丁寧にこすります。
E母乳だけなんだけど、結構太っているでしょう?
      
   
Fあんよもピンピンって伸ばしてもらいます。太もものお肉がかわいいでしょう?
G体操も盛りこまれているの。両手を交差させてます。
Hムギュ〜!く・くるしい。
でも私は、泣かないのよ。
       
Iお次はバック。下向きでも怖くないの。おばあちゃんなら安心。背中のラインが、かわいいでしょう?
Jほぉ〜。マッサージはこれでお終い。輝けるベイビーになっちゃいました。
K沐浴は屋外、菩提樹の木陰。少しぬるめのお湯です。気持ちいい〜。
       
L石鹸でこすられるのは好きじゃないのよね。でもしかたないか。頭から洗います。
M今度はすすぎです。裏返しでお湯掛けられても泣かないもん。
N仕上げはベビーパウダーを念入りに。


あー、とても気持ちよかったわ。新しいお着替えを着て、お帽子もかぶって、
また、このサリーで、ぐるぐる巻きにされると、私はぐっすり眠っちゃうのよ。
もう、だめ、おめめがトロンとしてきちゃった…。Zzzz・・・・。
       お姉さんたち
左:Nishi(5歳)、右:Shakshi(2歳) 
       4世代のジョイント・ファミリー
左からお母さんのDarsyana、大おばあさんのRukumini、
おばあさんのDeeptiです。


インドの赤ちゃん!赤ちゃんは世界中どこでもかわいいものですね。
しばらく抱っこさせてもらったら、マッサージの後だった事もあって
私の腕の中でスヤスヤ寝てしまいました。
大おばあさんの念入りで、手馴れたマッサージ、菩提樹の木陰の下での沐浴。
お姉さんやたくさんの従妹に囲まれて、とても平和でのどかな、
赤ちゃんの暮らしがありました。若いお母さんも安心して子育てが出来る環境です。
3姉妹となると、お父さんの心配はダウリ(花嫁持参金)かなと少し案じながらも、
大家族のなかでかわいがられて育つインドの赤ちゃん。
元気に大きくなあれ〜!
あ〜、私も大おばあさんのように赤ちゃんのマッサージがしたくなリました。
次に赤ちゃんを抱くのは「孫!」の時かしらん?
                              

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