ムンバイ赴任情報

2003年4月現在





ムンバイへ赴任される方々への情報ページです。
インドは日に日に生活物資が充実してきました。
食料事情、衛生状態などについて、わかる範囲で情報提供しています。
ご赴任、引越しにご参考になれば幸いです
ムンバイで暮らしてみて、私の経験と主観にてご案内しています。
また、赴任リストもは、買出し情報も、ございますので、ご利用下さい。

ニューデリーの食料・日用品リストは、お節介ニューデリーをご参考ください。
 ムンバイの概要

マハラーシュトラ州の首都。アラビヤ海に面した人口1200万のインド台の都市。1995年から植民地時代の呼び名ボンベイから、現地語のムンバイに、変更。インド第1の商業都市として、経済活動の中心となっており、貿易港でもある。各国の駐在事務所も多く、世界各地に貿易の窓口として開かれている。市内にはイギリス統治時代の建築物が数多く残り、新興の埋立地域には、高層建築のマンション群が立ち並び、近代都市が形成されている。

時差   日本時間との時差は−3時間30分。インドの方が遅れている。
      夏時間はない。
人口   約1200万(2001年) マラティーと呼ばれるマラータ人、
      各地からの出稼ぎ者で、人種は数知れない。
面積   246平方キロメートル
言語   商売や日常生活のためには、英語が主流。
      現地語としてマラティー語、ヒンディー語など。
宗教   ヒンズー教徒が大多数をしめるが、シーク、ジャイナ、
      パーシー(ゾロアスター教・拝火教)。
      外国人家庭の使用人には、クリスチャンが多い。
気候   モンスーン型気候。年間を通じて、高温多湿。
      季節は乾季と雨季とにはっきり分かれる。
      乾期 10〜3月    日中の気温は30度近くになるが湿度は低く、
                    比較的過ごしやすい。日本の初秋といった感じ。
                    夜間は薄い布団が必要な時もある。
      モンスーン 6〜9月  連日激しい雨が断続的に降る。
                    時には長時間降りつづけて
                    さまざまな被害が出ることもある。
      酷暑期 4〜6月    湿気・気温が最高になり、酷暑の日々が続く。
                    連日30度を上回る。


 住宅事情

ムンバイでの住宅さがしは大変困難を極める。ほとんどが、高層住宅で、駐在員は、2〜4LDKのフラットと呼ばれるアパートに住むのが標準。家具つきの家は、あまりないが、注文製作してもらったり、現地購入や、住宅斡旋業者の紹介で、借りる事が出きる。電気、電話は、ほぼ安定している。水はフラットによって井戸、水道と違うが、いずれも、ろ過器を設置して、煮沸しないと飲料水としては使用できない。ガスはシリンダーで供給されるが、シリンダーの権利取得が困難なため、入居フラットに権利があるかどうかの確認が必要。入浴用の温水器(ギザ)も、入居時に確認の事。台所、トイレは、インドスタイル、洋式とある。浴室も外国人用のみバスタブがある。通常はシャ−ワーのみが多い。

住宅選びのポイント>
出きれば、同居家族全員で物件を見るのがよい。特に主婦は、台所、浴室の下見を念入りに。40〜100件くらいの物件を見なくては、ならないことがある。
日本人居住地が望ましい 緊急時に歩いていける距離に日本人がいるかどうか。
日本人学校のバスルートかどうか。
安全 家の作り、セキュリティーの状態
衛生 ゴキブリ、ネズミなど
環境 フラットが契約中に外壁などのリフォームを行なうかどうか。
隣接するフラットの状態。近隣のスラムなど。
インフラ ガス、水道、電気、電話が使える状態かどうか。
前居住者が、滞納している場合もあるので要注意。
予算・支払方法 余裕を持った額を提示するとあとが楽。
AC/大型コンセント エアコン、冷蔵庫の数も考慮
ギザ(温水器) 電気温水器のため50L以上が望ましい。
車庫の有無 家庭によっては社用・家庭用2台分。
雨漏り・窓枠・窓ガラス 補習のきかないもの。水道管のパイプからの水に染みこみ。
窓枠、換気扇からの雨漏りなど。

<入居前のチェック事項>
床磨き、
天井・壁のペンキ塗り
要交渉
雨漏り、水漏れの補修 窓枠、流し、洗面台の下点検
入り口扉の鍵の交換 使用人出口も必ず
漏電チェック メーターの確認
備え付けの備品、機器の作動確認 天井ファン、電灯、水洗トイレ、水道口、コンセント、カーテン、カーテンレール、家具、出きればベッドマットレスの交換。
ガスシリンダーの手配 手続きに時間がかかる
電話設置 手続きに時間がかかる
エアコン設置 要交渉

 住宅選びと、引越しについては我が家のリポートをご参照下さい。




 使用人について

 ムンバイで暮らす上で、家庭の使用人は不可欠です。使用人を使いなれない日本人にとっては、煩わしくもあるが、ヒンディー語しか話せない、ワーカーと呼ばれる職人との取次ぎ、広い家の管理などで、雇わずには生活の切り盛りが困難です。ムンバイの日本人標準家庭では、メイド(住みこみ)、スイーパー(通いのパートタイム)、自家用車の運転手が、使用人としています。家族数によっては、メイド一人だけでスイパーも兼ねる家庭もあります。日本人家庭で働くメイドやスイーパーは、クリスチャンが多く、豚肉、牛肉の料理、外国人の生活習慣の違いにさほど違和感を感じずに働いてくれます。英語力は、話せても読み書きができなかったり、地図が読めなかったりする場合もあります。そうした事よりも、人柄の方が優先される場合が多いです。たとえ英語ができても、きちんと教育を受けているとは限らないので、それを十分理解してやって、できない事を責めるよりも、根気よく指導する方が、先々上手くやっていけます。
メイドさがしは、前任者からの引継ぎ、知り合いの日本人のメイドからの紹介などで探します。

メイドは、料理、洗濯、アイロンかけ、電話の応対、来客の対応、、子供の世話、ベッドメーキング、家具のふき掃除。スイーパーは、トイレ掃除、床掃除、時にアイロンかけ、窓拭き(ウインドクリーナーマンを別に頼む事もある)など。それぞれの分担ははっきりしているので、(カーストの名残)気をつけること。
スイーパーや、メイドには直接、指示し、両者の関係が上手く行く様に気をつけること。失敗をした時は、決して人前で叱らず、個人的に注意する事が望ましい。
各自の家庭に促した使い方でよく、互いに最初にしっかり条件を話しておくほうがあとあと無難である。

使用人の使いかたについては、海外赴任サイトに手引き書や、情報がたくさんあります。
   関連リンクの海外赴任情報リンク先をご覧下さい。
   海外子女教育2002年9月号に詳細な特集記事がある。

使用人の雇用条件>
初めの3ヶ月くらいは、トライアルとして、その間に使用人の能力と人格、健康状態(小さな子供のいる家庭では特に重要、必要ならば健康診断を受けさせるとよい。)を確かめます。
最終的な待遇は、周りの日本人と相談して決めるとよい。相場を引き上げたり、他の家庭の使用人を引きぬく事がないよう、十分注意する。

本採用には、月給、その他の条件は極力押さえた方が無難。顔写真、住所、本籍地を確かめ、フラットのセキュリティーに登録し、セキュリティーから警察署などに届け、身元確認をする。

月給         メイド           2500〜3500ルピーくらい(標準家庭4人)
            スイーパー       700〜1200ルピーくらい(3LDK)
            ドライバー        社有・家庭車によってかなりの幅がある。
残業・ボーナス   メイド          デワリかクリスマスに1ヶ月分、1年に1ヶ月の帰省。
                          ユニホーム代として1年に1回1000ルピー程度。
            スイーパー       メイドと同じ
チップ                      来客が多く、深夜までの家事に50〜100ルピーの
                          チップ夜、子供の子守りを頼んで外出し、
                          起きて子供をみていた場合に50ルピー位
                          (月給を高く設定した場合は支給しない家庭もある)
休日        週に1日、日曜日が多い。
           休日出勤させる場合は、チップを支給。100ルピー程度。
その他の条件は、周りの日本人家庭を参考に決めているほうがいい。


 教育事情
 
 ムンバイ日本人学校(小学部・中学部)、日本人幼稚園、アメリカンスクール、ジャーマンスクール、フレンチスクール、ロシアンスクールがある。ほとんどの日本人の子女が日本人学校に通っているが、中学生や高校生は、アメリカンスクールに通学している子女もいる。
日本人幼稚園は日本からの派遣の日本人の教諭がいる。3歳未満は、現地のナーサリーや、ジャーマンスクール、アメリカンスクールのナーサリーに通っている子もいる。

習い事として、英会話、ヒンディー語、水泳、テニス、サッカー、ピアノ、インド舞踏など。

 
 郵便・通信事情

 郵便事情は、以前に比べて、かなり改善されています。
日本人が多く住む、マラバルヒル(ハンギングガーデンの郵便局)からは、ほぼ、4〜7日で、日本へついています。
   封書・・・・15ルピー、はがき・・・・8ルピー(エアメール)
DMSを利用して、小包の発送もできます。

日本からは、郵便局からの手紙は、約1週間程度でほぼ着きますが、小包、写真同封の重い手紙などは開封されていたり紛失したりする事が時々あります。日本からは、EMS(郵便局の国際エクスプレスメール)を利用されると、確実で2〜4日で未開封のまま届きます。

電話は安定していますので、FAXやインターネットの利用が、安定した通信手段になっています。インターネットは、国営のプロバイダーVSNLなどに容易に加入できます。
 医療・衛生

現地の衛生状態は、よいとは決していえませんが、日本人が住むフラットは、衛生状態が保たれているので、家庭の中で、十分な衛生管理をすれば、日常の生活では、問題なく暮らすことができます。蚊・ゴキブリ・ネズミなども、フラットの環境さえよければ、とくに駆除を必要としません。高層階では、ハエや蚊の発生が少ないです。フラットによっては、毎月ペストコントロールの消毒を、義務付けているところもあります。

ボンベイでの暮らしの注意事項、予防接種案内、医療機関案内
    ボンベイ日本人会・桜会「ガイドブック」
    デリー日本人会医療案内(在インド日本国大使館医務官監修)
    ニューデリー日本大使館医務官のホームページ      
資料についてはボンベイ日本人会に問い合わせ下さい。


 ムンバイ日本人会

  日本人会が組織されており、赴任や当地での生活のアドバイスは、婦人会・桜会が、「ボンベイ・ガイドブック」を発行しているので、緊急連絡、買い物情報、医療機関、予防接種、ガイドマップ、文化活動については、こちらを参照下さい。

 婦人部桜会では、ゴルフ、ブリッジ、インド文化研究などのサールクルがある。

 婦人の余暇活動ではとしては、ゴルフ、ボランティア、テニス、空手、エアロビクス、ブリッジ、英会話、フランス語、イタリア語などの語学、インド料理、ヨガ、アーユルベータ、インド舞踊、インド刺繍など。


 乳幼児をお連れになるかたへ

 我家に、対象となる子供がおりませんので、最新情報がわかりません。
個別にお答えするか、該当年齢の子供をおもちのかたを、ご紹介いたしますので、お問い合わせ下さい。
          問い合わせのメールはをクリックして下さい。


 ムンバイで生活するためのアドバイス

◎水は、ろ過器をとおして、よく沸騰させてから飲み水、料理に使う。ミネラル・ウォーターも100%安全とはいえないので、注意する。
◎牛乳・クリームは必ず沸かしてから飲む。もしくはロングライフのパック入り(日付に注意)
◎生野菜はなるたけ食べない様にする。果物、きゅうり、トマトは、必ず皮をむいてから食べる。
◎卵は、購入後、殻をよく水洗いしてから冷蔵庫にしまう。生食は避けてかならず火をとおす。
◎フラットに行商人が来るが、(日本人の紹介状などを持っている)、価格がよくわかった上で購入することが賢明。
◎電気、大工などのワーカーにはかならず立ち会って、指揮した方がいい。万が一現場を離れる時は、信頼できるメイドを見張りにたたせる。
◎使用人に入らぬ嫌疑をかけぬようにし、貴重品、財布の保管に十分気をつける。万が一、紛失した時は、自分の責任と思うくらいにしっかり管理しておく。どんなに信頼できる使用人でも、◎魔が指す場合があるので、隙を作らないこと。
◎女性のタンクトップ、ミニスカート、ショートパンツは、人目を引くので、外出時は避ける。
◎代金の先払いは極力避ける。
◎デワリなどのチップを郵便配達、フラットのボーイなどに払う習慣がある。(周りの日本人に相場や方法を聞く)



<ムンバイ赴任リスト