YUKKEのつぶやき

Febrauary 2003
ナマステムンバイ管理人・YUKKEのムンバイ暮らしの日々のつぶやき
インド・ムンバイ、お気楽マダムのつぶやき、よかったらどうぞ!

     
2月28日

 2月は短いのね。メイドさんが、「もう今月は今日で終わりだね」とポツリ。「お別れまで3週間かぁ・・」って思ったけど、あら、月末の今日はお給料日でした。ごめん、ごめん。
ダンボールがどーんと届いた。いよいよはじまる感じだよね引越し。
 
 婦人会の役員の引継ぎをする。会計報告も出来上がる。これでよしって感じで、肩の荷が下りてほっとする。その後、役員さんのある方の家で、メイドさんがつくったインドカレーのランチをいただく。メイドのおばあちゃんは本当にプロって感じで、アンダー・ブジという野菜と、いり卵のカレーを食べたけど、すごく美味しい〜。簡単らしいので、うちのメイドさんにも言って早速作ってもらう。カレーのそぼろって感じで、ご飯にかけるドライカレーの具みたいなカレー。そのうちレシピ公開します。

 週間文春の中村ウサギさんのコラム。掲示板投稿者の追っかけフリークの話。興味のある発言している人の投稿記事をネット上で追いかけると言うことらしいけど、これすごく怖い。ネットの足跡追跡。ファンの追っかけとはちょっと違って、背中が寒いよ〜。
2月27日

 イングランド戦、勝ちましたぁ〜。試合が終わった深夜2時、ムンバイでは花火も上がりました。守備の後半のインドチーム。夜の10時以降はイングランドがアウトになるたびに、フラット中は大騒ぎの歓声が上がっていたし、勝てそうだとは思っていたが。インド人は昨日の夜中の大騒ぎで、うれしいながらも、今朝はみんな眠そうだ。
 グラミー賞を受賞したNorah Jonesは、インドのシタール奏者、ラビ・シャンカルの隠し子だったという大ゴシップで、毎日ボンベイタイムスはかしましい。私もはじめて知った。お友達のインド人マダムの間でも、「あらぁ、もっと他にもいるかもよぉ」なんていて言う人もいたけど。でも、夜ワインを飲みながら何気に聞いていたノーラの曲には、インドっぽさは微塵も感じない。アメリカ生まれのアメリカ育ち。受賞のスピーチでは、もちろん父については一言も触れていない。

 きょうは、ムンバイ最後の英会話の授業。先生のDinooは、いわば大親友で、私のインドのお姉さんだった。私の英会話は今だに「時制の一致」や、「三単元」さえもままならず、語彙もほとんど増えないし上達はほとんど見られなかったけど、4年間の授業のほとんどが、Dinooに聞きたいインドのトピックの質問ばかりで、彼女が来る日が待ち遠しかった。時には一緒に調べたり、探検、体験型の授業だったと思う。彼女がいなかったら、多分、私は今の半分もインドを楽しめなかったし、このホームページの公開もなかっただろう。今インドで起こっていること、政治、経済、文化、歴史、映画や有名人のゴシップ、インド料理、サリー、工芸品やアンティーク、習慣やお祭り…。何でも聞いて、何でも答えてくれ、彼女が知らないことや解らないことは、必ず調べたり、広い人脈から、専門家の人を紹介してくれたりした。
 ここ数年は、師弟の関係よりも、もっぱらお姉さんとして、私を可愛がってくれてもいて、食事や買い物、コンサートなどにも一緒に行く大切なお友達だった。きょう、2人で、4年前のことを振り返っていたとき、Dinooが「海からの贈りもの」の話を思い出した。私たちが意気投合したのは、この本があったからだ。授業で「好きな本」の話をしていたとき、私が、アン・モロウ リンドバーグ(大西洋横断飛行のリンドバーグの奥さん)が書いた「Gift from the sea」のことを話したときからだ。私は、日本にいたとき、吉田健一訳と落合恵子訳の両方の翻訳本を読んでいて、大好きな一冊としてよく友人にもプレゼントしていたのだ。Dinooも大好きで、やはり友人にプレゼントするというので、すっかり気心が知れて意気投合してしまったのだった。
 この本は、母性からあふれ出すたくさんの愛情を家族や周りに惜しみなく与え、空虚になった作者が、一人海辺のコテージで充電して、自分の人生を見つめなおし、海辺で拾う貝殻の一つ、一つに思いをはせながら書いたエッセイ。女性の愛の深さと、家族の中の自分について、とても深い洞察力で書かれている。
 Dinooとは、何度もこの本の中のトピックについて話をした。そこには、日本人とかインド人とかを超えて、一人の女性として、とつとつとした私のつたない英語に耳を傾けて思いを聞いてくれたDinooがいた。ムンバイで、何度もくじけそうになる私を励ましていてくれたDinooがいた。だからDinooは、私にとって「インドからの贈りもの」。私のかけがえのない人、財産だと思う。ムンバイを離れるのは別れじゃないと思っている私たちは泣かずに、再会を約束して別れた。ありがとう、心からありがとうDinoo。

2月26日
プリンス オブ ウェールズ博物館
 午後、4回目のプリンス・オブ・ウエールズ博物館へ行く。館長のデサイ博士が、見所38の展示物に、日本語のオーディオ・ガイド・ツアーをはじめたから、最後にもう一度と思って。入場料はオーディオガイドつきでRs300と高くなったけど、これだけの価値があるガイドツアーだった。小さなリモコンスイッチと、ヘッドホーン、展示物の番号を入力すると、日本人のプロ・アナウンサーのいい感じの解説で、あきさせない。ゆっくり回っても1時間半だった。今まで香水ビンとばかり思っていた3階の小さなビンのコレクションはタタ財閥の嗅ぎタバコのアンティークのビンの収集だったことが判明した。このコーナーが私は一番のお気に入りで、300個くらいある小さなビンのコレクションはすごい。ミニアチュール(細密画)は、虫眼鏡を持参すればよかったと残念だったけど、インドのマハラジャが真珠のピアスがお気に入りで、昔ブームだったなんて、初めて知った。一人、のんびり博物館のカフェでチャイを飲んで帰ってきた。
日本語のほかにヒンディー、マラティー、英語、フランス語、ドイツ語のガイドがある。
2月25日

 缶詰のカレーが出たぞ!クリケットの対イングランド戦。みんなすごく燃えている。カーラジオのボリュームがどこでも最大って感じ。Lagganマッチとか言って、すごい盛り上がりよう。
運転手さんは、夕方6時に試合開始したら一刻も早く早退したいって言う始末。3月1日のパキスタン戦は、いったい街中どうなるんだろう。

 海老の献立は続く。昨日は天ぷら、本日は海老のすり身の蓮根はさみ揚げ。主婦のYUKKEは、知恵を絞って献立考えています。明日は、お知り合いの奥様の家で頂いて、とても美味しかった胡麻だれのキチンミートボールにしよう。晩御飯のメニューのアイディアが行き詰ったらこちらこちら。お父さんがゴルフコンペのバーディー賞で、カレーの缶詰の景品をもらう。有名ホテル・レストランITCのシェフのカレーでこの所、大評判のもの。缶を開けてお鍋に移して温めるだけ。日本にもあるよね。「帝国ホテルのシェフのカレー」インスタントものなんかってバカにしていたら大間違い。ブラックダールのカレーは美味い!チキンカレーもなかなかいけるぞ!次の帰国のときのお土産はこれだね。Kitchens of India (ITC Litd.) オレンジのカン(Dal Bukhara)、緑のカン(Chicken Chettinad) 各150ルピー。

 
2月24日
インドの蓮根 ついに我が家の冷凍庫には、肉と魚がなくなった。転勤が近いので冷凍品の補充をしていないからで、ハムとベーコンが2パックづつ残っているけど、牛肉、豚肉、日本の魚類はなし。あと1ヶ月は、ムンバイで調達がきく食材だけで暮らそう。でも結構いけそうだし、こういう逆境(?)に置かれると俄然ファイトが沸いてしまう私。NHKの「きょうの料理」のテキストをめくりながら、あれこれ献立のアイディアを思い巡らす。まずは魚類。サスーン・ドック(ムンバイの魚市場)へ行く根性はないから、電話でデリバリーしてくれる魚屋に電話して、ブラックタイガー、ホワイトプローン、まながつお、イカ、ラワス(インドサーモン)を頼む。カフェリッジ(冷凍冷蔵品店)に行って、鶏もも肉、鶏ひき肉、鶏手羽中肉、餃子の皮を買う。生ものはメイドさんが下処理をあまり好まないので、毎日新鮮なものを買うよりも、一気に買い込んで、二人で骨をはずしたり、皮をはいだり、3枚に下ろしてビニールに小分けして1回分づつ冷凍する。この作業が終わると二人ともシャワーを浴びないと大変。骨や皮は水気を絞って冷凍し、新聞紙に包んでゴミに出す。こうすれば匂わないし、ビニールから汁が漏れることもない。チィンギリー来週のお雛様のちらし寿司の具を今日のうちに煮て冷凍しておこうと思い立つ。
新鮮な海老とイカ きっと、来週からは引越しでお料理にも手をかけられなくなるだろう。コラバの蓮根やさんへ新しい奥様をお連れしがてら行ってみる。ムンバイのマダムの間に語り継がれた屋台ゆえ住所もないが、誰が最初に見つけたのか感心するような場所にある。日本の蓮根の太さの1/5くらいだけど、ないよりマシ。インド国花が蓮根なんだからあるよね。蓮根カレーもあるらしい。蓮根は1キロ150ルピー。私の暮らした4年間で50ルピーの値上がり。帰りの八百屋さんで新鮮そうなチィンギリーを見つける。マッチ棒くらい長さの一見、きゅうりのような野菜。歯ごたえがあるので縦に4つ切りにしてお肉と炒めたり、金平にしたり。きょうはマッシュルームとベーコンと一緒に炒めてみよう。元気のあるときはサバイバルクッキングも楽しみの一つだのだが、落ち込んでいると、食材のことだけで気がめいる。
お弁当のおかずは、しばらく鶏、海老、鶏、海老…の繰り返しかな?成長期の息子はちょっとつらいかも。海老のレシートの金額を見てメイドさんが目を丸くする。日本から思えば安いけど、1キロ600ルピーの海老はインドの物価からはすごく高い。

2月23日

 メイドさんがお休みの日曜日。

 持てるものの悩みと言われれば一言もないが、途上国の駐妻にとってメイドさんのいない日曜日は、朝からグダ〜と出来る息抜きの日でもある。家人の脱ぎっぱなしの丸まったままのパジャマ、飲み残しのティーカップ、読み終えたくしゃくしゃの新聞が散らばっていても日曜にはいいのだ。いつもなら、あっという間に、こういうだらしない光景はメイドさんの手によって片付けられてしまい、時にはそれが疎ましくて、散らかさないようにしなくてはと、先手を打たれないように身構えたりもする。一部のすきもない高級ホテル並みのベッドメーキングなどにいたっては、我が家なのにお昼寝さえもままならない、変な遠慮もある。
 日曜日はゆっくり寝坊していたい私と、早く起きて、こったブレックファーストを自分で作りたいお父さんとの需要と供給のバランスが一致している我が家では、日曜日の朝は、お父さんの朝ごはんがここ10年くらい続いている。これも、平日ならば「Sirに、そんなことをさられない」とメイドさんに阻止されてしまうが、日曜日は大丈夫。
 朝食が終わると私は冷蔵庫の整理にかかる。インドでの食事は残せない。残せないから、メイドさんは、ほんの少しでもあまったお惣菜は、小鉢に移し変えてラップをして冷蔵庫にしまってある。火曜日の切干大根、水曜日のナスのシギ焼き、干からびたきゅうりの浅漬け、青梗菜の炒め物、スプーン一杯分の納豆。わずかづつ残ったお惣菜を古新聞に包んで、毎回「ごめん」と心でつぶやきながら捨てる。メイドさんの前では捨てられないから、日曜日にこっそり。そして、まだ大丈夫そうなものを日曜日の昼ごはんに食べる。主に冷凍しておいたものだけど、本日のお昼ご飯。炊き込みご飯のおにぎり、お好み焼き2枚、ピザ1切れ、トマトのサラダ、ベーコンの切れ端を炒めたもの、ラーパーツァイ、それと卵のお味噌汁。いわば残り物の整頓日でもあるのだ。これもメイドさんが見ていないから出来るので、こんな組み合わせや手抜きは、料理の達人彼女には頼めない献立。卵のお味噌汁は、我が家のあまりものご飯の定番。煮立っただし汁にそっと卵を割り、そのままにして7部どおりに火が通ったらお味噌を入れる。海苔の千切りと、ねぎの小口切りをお椀に入れ、卵を崩さないようにお椀に注ぐ。
しばしば商用の来客があるために、毎日、きっちり立てる献立や、ランチョンマットつきのテーブルセッテヒング、隙のない家の整頓も日曜日だけは、いい加減にして気を緩める。ぼさぼさの髪でユニクロのジャージパンツの気楽な日曜日。傾き始めた夕日を眺めながら、そろそろ汚れたコップやカップを回収しに行かなくてはと重い腰を上げる。
2月22日

 日本に住んでいるとき私は、かなりな環境フリークだった。石鹸支持の生協おばさん。家族がアレルギー体質ということもあり、かなり熱心に取り組んでいた。無農薬・低農薬の野菜やお米、合成洗剤は使わずに洗濯・家事すべてを石鹸。ペットボトルの飲料水や調味料は買わずに、ガラスビン入りのものや、保存料の入っていないもの。下着やタオルもオーガニックのものに。さらには食事もほとんどを手作りで、外食やデパ地下のお惣菜もほとんど買ったことがなかった。ゴミの分別や、買い物袋の持参など、ほとんど宗教的な厳しい戒律を守る生活ね。

 毎回の海外生活で思うのだか、こうした日本での環境配慮のライフスタイルは、環境先進国と呼ばれるドイツをはじめ欧米諸国への赴任なら、まだしも、インドのような途上国への赴任となれば、ほとんど覆される。現地で手に入る食材は限られるし、期限切れのお醤油だろうと去年のお米だろうと、ないよりマシ。日本料理の基本の出汁だって、コストと運搬費を考えるとインスタントの粉末調味料を使わないわけにはいかないのだ。さらに、衛生上の問題もあって、野菜や果物、乳製品の管理にはとにかく神経を配らなければならない。熱帯でくらす時、一番怖いのが食中毒なわけだから。しかし、途上国インドで、もっと怖いことがこのたび発覚。
 ミネラルウォーターの品質基準だ。一番安全なミネラルウォーター、信頼性の高いブランドのものを模索しながら家庭で使ってきたが、環境科学センターの検査結果によれば、DDTなどの殺虫剤に使われる農薬が、基準値以上に含まれていることが判明。それも、一般に流通しているBisleriには基準値の79倍以上の農薬。他のブランド30社あまりも同じようなデータが。唯一安全なのはエビアンだけか?化学薬品は体に溜まり、さらには濃縮されていくわけだ。一度取り込まれた環境ホルモンも排出が出来ない。
 日本でも中国野菜の農薬が問題になっている。家庭で買わなくても、外食すれば当然体内に入ってくる。日本にいて、たくさんの情報があっても、これらを阻止したり、選択するのはとても難しい。
ムンバイに出張される化学品メーカーの方たちに聞くと、インドは今、大量の農薬の輸入国だそうだ。虫がついているから安全かと思っていたがとんでもないようで、特に紅茶などは多くの農薬が使われているそうだ。低農薬の輸入については、ほとんど相手にされないらしく、強力な農薬がドンドン売られているそうで、こうした農薬に関する規制や、情報が外国人の私たちには、全くわからず、在住の邦人の不安は計り知れない。中国野菜の問題から、上海に住む多くの邦人(約2万人もいるそうな)は、オーガニックの野菜を買っているそうだし、野菜を洗う手間を惜しまないようだ。私たち、インドに住む邦人には、そうした選択の余地はない。せめて、虫食いがひどそうな野菜を選んで購入するくらいしか。
 食べ物の安全性は、情報が得にくいためにとても不安だ。でも、今の世の中、世界中どこを探しても安全な食品はないのかもしれないけど。「奪われし未来」(シーア・コルボーン他、翔泳社)には、アラスカのエスキーモーからも、食物連鎖のためPCBが検出されるとある。環境ホルモンも怖い。インドで暮らすには、衛生状態の管理のほかにも、もっと怖いことが潜んでいるようで、言い知れない不安を感じる。
 
2月21日

 お父さんはマドラス、バンガロールへ出張。息子は、ムンバイの「ごみ集積所」に見学に行った。みんな、いいな。なかなかいけない所へいけて。息子はかなり面白がっていた。ムンバイのごみの山は強烈だったみたい。
文藝春秋の芥川賞受賞作品「しょっぱいドライブ」を読もうとページをめくったが、気がついたら爆睡。朝からなんと5時間も死んだように寝てしまった。やっぱりかなり疲労困憊ってことだったみたい。ようやく、少し元気回復。
 
 夜、家族で久しぶりに映画鑑賞。北野武の「菊次郎の夏」。東京の下町がすごく懐かしい。次の一時帰国は絶対浅草へ行こう。
ニューデリーの家の契約もどうやら出来そうだし、明日は引越し業者が下見に来る。次々と予定が入ってきて、いよいよ、転勤ムードが本格化する感じ。

 今日は、フィルム・フェアー・アワードの受賞式なのにテレビが映らない。テレビの配信ケーブル会社のストライキだそうで、ボリウッドの最大のイベントの授賞式にもかかわらず、全ムンバイでテレビが映らなかった。こんなことってありか?
もちろん、今年の大賞は、中継を見なくてもわかるよね、Devdas。明日の新聞にはアイシュワリヤと、にっこりのシャールクの2ショットが掲載されるに決まっている。
2月19日

 ジンバブエ戦は、快勝でしたね。負けたら何が起こるかわからなかったから、ほぉ〜〜です。次は、23日のナミビア戦です。
おとといの晩は珍しく激しい雨が降った。この季節に雨が降るなんてすごく稀なことで、かなりの降雨量があったから驚き。街路樹の半年分の埃が見事に洗い流されて、街の緑は冴え冴えとしていて美しいです。デリー北部は雪も舞ったようで、今年のインドの気象はおかしいぞ。

 また、体調がわるい。Yahooの健康サイトから症状別で検索するとストレスが原因ってことみたいだね。病院へ行って検尿したけど異常なしだもの。あぁ〜。ストレスの理由はわかっているのだ。ついに転勤!それもニュデリーへ!
こういうときはグウタラするのが私の場合一番いいので、室内着のままごろりとねっころがって一日ビデオ鑑賞。本当はやらなければいけないことが山積みなのだけど、今日だけは全部放り出してしまう。
 今日見た映画。ベトナム映画の「季節の中で」と、同じくベトナム映画の「夏至」。「季節の中」では真っ白な蓮の花を摘む少女、(昔のアグネス・チャンにも、うちの娘にも似ている)、とてもいい。火炎樹と真っ白なアオザイも切ないぞ。こういう映画はたまらなく好きだ。「夏至」は、ちょっと嫌味な感じもしないではないが、女のエゴと色気たっぷり(エロチックじゃなくて、大人の色気)の大人の映画だった。でも、私はベタベタした親子関係とか姉妹関係って苦手なんで、その辺りがねぇ。でもベトナム美人3姉妹が、一緒に料理するシーンとか、抱き合って泣くシーンは、嫌いじゃない。映画の中のベトナム家具に思わず目が行ってしまって、一時停止しながら目を凝らす。不倫相手の男が、女に青銅の洗面器みたいなのを贈るのだけど、この洗面器にもち手がついていて、濡らした手でこのもち手をこすると水が泡立つの。失楽園や、岸辺のアルバムもそうだけど、不倫相手の男が、女に「凝ったプレゼント」をするシーンって好きです。夫からは絶対に贈られないだろう意表をついたプレゼントね。この洗面器は、何ていうのかしら?
体調悪いといいながら、ボケーっと考えていた。
2月18日
 フェルトのコロコロ人形のお雛様
 3月号の家庭画報はとても楽しみ。お雛様特集のグラビアがとてもきれいだから。いくつになっても女はお雛様が楽しくうれしいものだと思う。私のお雛様は江戸風の瓜実顔で、お内裏様と女雛様だけのもの、左に内裏様の江戸風の飾りかた。(京風はお内裏様が右ですね)娘のお雛様は実家の両親がお祝いに買ってくれた7段飾りながら、16才の今までの間、海外に住むことが多く飾ったのはわずか4回。今となれば、少しくらい痛んでも、駐在先に持参すればよかったと悔やまれる。小さいころに飾ってこそ楽しかったであろうに、高価でかさばる物なので、トランクルームに預けっぱなしだ。娘が5歳の頃、外地でせがまれて手芸の本に載っていたお雛様を手作りしたことがある。道具も全部手作りで、鼓や太鼓も厚紙で作ってる。毎年、外地ではこれを飾ってきたので、本家雛よりも親しみがあるせいか、娘はインドから学校の女子寮に持ち帰り飾ったそうな。(大きさは一人が10センチくらい)
お内裏様と女雛様お友達の写メールでお雛様を写して送ってくれた。糸が緩んで首がガクガクしていたらしく、お友達と修繕してから飾ったらしい。たくさんの女の子に囲まれて、今年はお雛様もうれしいに違いない。

 2001年にnon・noに連載されていた、さくらももこの「宝石物語」が単行本になって発売された。(集英社)友人に借りてまた読む。インドフリークのさくらももこのジャイプールでの宝石ツアーはなかなか面白い。スリランカではルビーの採石所にまで行っている。ムンバイに来るまで宝石なんてトンと縁のない生活だったけど、知る人ぞ知る、ムンバイは世界最大の宝飾品取引市場なのだ。来る前にお父さんから堅く言いわたされているのが「宝石店には絶対に行かない」ということ。わかっているわよ、我が家の家計。「YUKKEにダイヤ=豚に真珠」ってことくらい。でもさぁ、見るだけなら無料よね。でも見ると欲しくなるか・・・・?だから私に宝石の話は振らないで欲しいのだ。

2月17日
 CSTビクトリア駅
 今日のThe Times of IndiaにChhatrapati Shivaji Terminus駅(旧:ビクトリア・ターミナス駅)のビクトリア・ゴシック様式の駅舎がユネスコの世界遺産にノミネートされているとの記事。やっぱり写真を撮っておこうと思い立って出かける。改築工事が終わったばかりで、よく見るとやっぱり見事な建築物です。(インド・サラセン様式か?)
タイムスオブインディア 
正面のThe Times of Indiaの社屋ビルも私は好きです。これも写しておこう。ついでに新聞社がやっているPlanet Mというミュージックショップによって、ワールドカップ・クリケット応援ソングのCDを買う。3種類も出ていた。土曜日のオーストラリア戦がボロ負けして、みんなすごくがっかりしている。テレビCMは国粋主義かのように「ハマラ・インディア(我らがインド)」っていうキャッチフレーズのリフレインがすごいぞ!あさっては、ジンバブエ戦。さぁ、どうなる?
    
話題のワールドカップ関連商品のブルーペプシを買ってみた。色はソーダー水、味はコーラ、まずい!

 中心街に出たついでにサリーの老舗カラニケタンで、ペイズリー柄のサリーを物色。直子さんオリジナルのモモンガスカートを作るためです。ブルーとオレンジ系ピンクのポリエステルのペイズリー柄(マンゴデザイン)サリーをすごく安く買う。
 なじみのテーラー
 その足でなじみのテーラーのおじさんのところへ。直子さんがUPしてくれた製図を見せて説明するが、おじさんは今ひとつ理解できないてないみたい。おじさんはあまり英語が出来ない。ちょうどサリーのブラウスを注文に来た近くのソマイヤ・カレッジの女子学生さんが通訳してくれる。「いい感じのスカートね。うまく出来たら、私も頼もうかな」って言って、とても親切にプリントアウトの画像を見ながら、私のニュアンスをおじさんに伝えてくれた。多分これで100%OKだと思う。美人だし見事なメンディーなので、一枚記念写真。このお姉さんもブルーのペイズリー柄のサリーを注文でした。
メンディーのキレイなお姉さん 
 インドの洋裁は、ほとんど直線立ちで、立体裁断しないから、いまだにまともな洋服が出来上がったことがない。マダムご用達の巡回テーラーで2回試して、こりゃ駄目だって、洋裁の心得が少しある私はインドで服を作るのをきっぱりあきらめている。もともと、トラッド風の服が多いので、お仕立てのワンピースとかほとんど着ないしね。だから、このテーラーさんはもっぱら、サリーのブラウスと、直線立ちのバスローブ、学芸会の子どもの衣装を頼んでいる。でもモモンガスカートならいけそうです。出来上がりがたのしみ。


2月16日

 サイガルご夫妻お父さんの仕事の取引先のサイガルさんのお宅に招かれる。同じくらいの歳の娘を持つほぼ同じ年代のカップルでよく映画や食事を共にする家族。パンジャブ人。お嬢さんのネーハーと娘の麻子は同じ歳で、ともに寄宿舎生活の高校生を持っているということで、お父さん同士も、おかあさん同士もついつい、子どもの話をしてしまう。この冬、インドはかなり寒くて、デリーの北にあるアメリカの学校の寄宿舎あたりは、たくさん雪が降って暖房がないため娘がホームシックになった話や、携帯電話で一ヶ月400通分のメールの領収書が来てびっくりしたとか、写真が送れる携帯電話をせがまれているとか(インドも写メール携帯電話がただいま大人気)、アメリカの大学へ進学するために、今は一時帰宅して留学生用のコンサルタント(日本で言えば受験塾)を頼んでいるとか、お友達たちだけで卒業旅行へ行きたいと毎日おねだりされていて一人娘の旅に困惑するとか・・・。そう、何処も同じなのですよ。我が家の娘と同じような境遇や、娘を育てる親の戸惑いなんかを、さびしがりやの印日の父親は、お酒を飲みながらブツブツ言いあい、奥様と私とで、あきれながら笑って聞いていました。ビジネスセンター、プール、ジム、テニスコート、スカッシュコートのある18階建ての超豪華なメゾネット・フラット(ちなみに分譲価格は3LDK、240平米で8000万円!!ムンバイは住宅がとっても高いのだ)にスペイン製の輸入家具、液晶壁かけのホームシアター用のテレビもあるお宅で、ヤングセレブ、ヒンディー映画そのままの暮らし。こういうインドもあるのだと、インドの未来の未知数を感じる。
 久しぶりに会ったネーハは、すっかり「キレイなお姉さん」になってしまって、髪型も今っぽいシャギー入り。これから(深夜11時)今日、二人目の家庭教師の先生がくるの。とハードな受験勉強中でした。がんばりやのネーハのことだから、無事に合格するでしょう。がんばれば必ず未来が開ける!そう固く信じて、日曜日の午後しか休まないモーレツ・ビジネスマンのサイガルさん。ニューヨークにもオフィスを持ち、今後は中国をパートナーにテレコム関連のビジネスを展開したいそうだ。結婚後立ち上げたソフトエンジニア会社のオーナの奥様。時代の最先端を行くインドの家族って感じでした。パニール・マッカンワーラ(カテージチーズのトマトグレービーソースカレー)とパンジャブの人参のデザート「ガジャルカ・ハルワ」がすごく美味しかった。

2月15日

シルバーマーケット 今日も放浪&アドベンチャー。シルバーマーケットのDagina Bazar界隈をうろつく。ムンバイの地名ゆかりのムンバイディー寺院のそば。ここもちょっと危ないしゴミゴミしてるから車で乗りつけるのがすっごく難しい。だから、一人じゃ行けない。この界隈の銀屋さんは、ほとんどがジャイナ教徒。とても敬虔で見事な菜食主義者ばかり。殺生を嫌い、それも土の中の虫を殺すからと、農耕を好まず玉ねぎ、ジャガイモ、ニンニクなど土の中の野菜も食べない人たちだ。
書簡の箱そのために、貴金属の商いをする人が多い。今日は、ジャイナ教徒が使う銀のお供物入れとか、パーシー教徒が使うローズウオーター入れの壷とかを重点的に見せてもらった。
 なじみの店があるので、写真撮影もまったくお構いなしにいろいろ出させて見せてもらう。時々、昔のマハラジャの紋章入りのティーセットを見かけるが今日は素晴らしいカシミールのティーカップを発見。高いから見るだけ。16〜17世紀に使われた書簡用の銀のレターボックス。彫が見事で、惚れ惚れと美しい。「これはレプリカだから、マダムのイニシャルお入れしますよ」っていわれて、すごくなびいてしまったけど、持ち合わせがないからあきらめる。インド版の源氏物語、密かなマハラニの「ふみ」のやりとりなんて想像しただけでロマンティック。銀のブレスレットはマリークワント風のかわいいデザインが多い。かなり時代物のピアスを物色。
カシミールのアンティークカップ 一番大げさで、古めかしい感じの安いピアスを買う。サリーやアジアの布をタペストリーとして壁に飾るとき、布の裾にぶら下げて重りにするため。銀の小箱はついにゲット。これも一番レトロな感じの平たい楕円形のもの。ドレッサーの上において、コットンや綿棒を入れるか、もしくは腕時計やいつも身に着けるアクセサリーを入れておくため。
古めかしい銀のピアス
 お薦めのお店は、Pukhraj Jawanmal Surana 
47 Dagina Bazar、Mumbai 電話:2242-4416 
10:00〜13:30 14:00〜19:30 日曜日定休
              


アルフォンソ・マンゴ2月14日

バレンタインデーです。息子は義理ながら無事にチョコもらえたらしい。娘は騒いでいたけど渡さなかったらしい。
ムンバイはヒンディー至上主義の政党シブセナが、「バレンタインデーだとぉ?商業主義をあおるだけの腐敗した西洋文化の模倣だ」というスローガンを掲げてくれたせいか、ひっそり。でも、お知り合いのインド人のジェントルマンから真っ赤なハート形キャンドルをいただしてしまった。マンゴが出回り始めました。まだ高い。一個Rs40で、小さめ。ムンバイのマンゴは有名です。「アルフォンソ・マンゴ」といって、ファンがとても多い。ムンバイで一番美味しいものという人も多い。マンゴが食べたくてムンバイへ行きたいという人もいる。スペイン種のアルフォンソ男爵の名にちなんだマンゴです。

オリエンタルレストランの鉄板焼き 本日もエキサイトな一日。Kalaghodaにある某オリエントレストランに頼まれて、日本料理のご指導と、ご意見番として赴くことになったのです。前にも、ジャパニーズ・フード・フェアをあるレストランで、手伝ったことがあるのだ。(詳しくはこちら)今回は、鉄板焼きコーナーを作ったからと、鉄板焼きの指導です。ネパリーのシェフは、一度も鉄板焼きを見たことも食べたこともないって言うんだから大変です。日本料理はそれなりに(肉じゃがとか、焼き鳥とか、天ぷらなど)は出来るらしいけど、なんたって、Beefがないのに何を焼くのよ?同じように、オベロイのインディジョーンズ、インディゴ、マリオットホテルのスパイスなど、オリエンタル料理(いわゆるエスニック料理)を出しているレストランは鉄板焼きに「カルカッタ・ビーフ」を使っています。これは結構いけます。日本人のご主人様たちの中には、「インポート・ビーフ」と、固く信じている人が多いけど、ただいまインドはクローン問題もあるので、全面的にBeefは輸入禁止です。美味しいと思ってレストランで食べているのはカルカッタ・ビーフもしくは、バンガロール産です。そんなことも、オーナーの奥様に説明して、アスパラガスに始まって、マシュルーム、ベビーコーンなどを焼いてもらう。バターは駄目よ、サラダオイルで。バターだと、すぐこげるから風味付けだけにしてとか。イカの切り方、お魚へワインの振り方まで、かなりうるさく言ってしまった。もう、我慢でなくて、途中からカウンターの中に入って指導。もやしのバターいため、ガーリック・チャーハンなどなど。たれの種類もキムチたれじゃ駄目とか、レモンを添えてねとか、ポン酢と大根おろしとか・・・。でも、これでお客が呼べるようになるのは、いつなのかな?とっても心配。前のときも、思ったのだけど、実は一度でいいから、海外の日本食レストランのおかみをやってみたい。「いらっしゃいませ、今日はいいロブスターがございますのよ。」とか、「お名刺いただけますぅ?」なんて和服の袂を抑えながら、にっこりなんてね。まぁ、それに近いご接待が我が家で年中あるわけだけどさ。ムンバイはいま、ちょっと日本食ブームです。設備も、店も、素材もそれなりに何とかあるのに、人材がいないのです。中華、韓国料理、タイ料理、インドネシア料理が全部一緒のレストランが乱立中ながら、まともな日本食はないのだ。私の指導も限界があるよ。誰が、志あるものはムンバイへ来たれ!日本食レストランを開くチャンスが手ぐすねにいて待ってるんだけどなぁ。

 クリケットは、第1戦のオランダ戦は楽勝でしたね。(完全にインド側にいる私) 試合中は街が一喜一憂しているのがビシビシ伝わってきた。日本サイトを検索してもクリケットの報道はゼロね。この日本のハラルミート屋さんが、全試合の結果フォローしてます。日本から来た出張者がなんと「日本クリケット協会」の理事。日本のクリケット人口は、今1000名くらいで、それもほとんど日本在住の外人選手。盛んに、太郎に今から本気でやれば、すぐに全日本チーム入りできるぞって言ってました。「クリケットの世界」というクリケットプロモートビデオをお土産にもらう。イングランドは治安上の理由からジンバブエでの試合をボイコット。あ〜、スポーツが平和に出来るといいのにね。日本の冬季アジア大会も無事に終わったみたいね。
生贄のやぎさんたち2月13日

 今日は回教徒のお祭りBakri Id(バクリ・イディ)。バクリはヤギ、イディはお祭りのことです。ジャカルタのときも「ポトン・ガンビン」といって、ヤギを生贄に捧げる日でしたね。月というのか、カレンダーの解釈のためか、スンニ派の人は昨日、シーア派の人は今日お祝いしているようですね。そのせいか、ムンバイは、今日がバンクホリデーになっているらしいですが、デリーは違う日のようです。日本人学校とお父さんの会社はいつもどおりなので、私にはあまり関係ないけど。
 ジャカルタのときはこの日、町中が血なまぐさい感じがしましたが、ムンバイはモスリムの居住地と他の宗教の人たちが、エリア別に住んでいるせいか、私の近くでは見ることが出来ません。1月前くらいから今日のために、繋がれて、たらふく食べさせられているヤギをたくさん見ました。おリボンまでつけてかわいがってもらっていたヤギもいたのになぁ。ヒンズー教徒にしてみれば、不殺生を嫌うわけで、こうした対立的な習慣が混在しているのもインドなのだと感慨深い。ヤギも羊も似てるけど、お肉になるとマトンとラムになるのよね。味も違うよね?
 
 久しぶりに、システム手帳の整理をした。いつも重いなぁって思いながらも、かなり詰め込んでいるから、パンパンに膨れている。銀座の伊東屋で1時間もかけて悩みぬいて買った名前入りの真っ赤なコードバンの手帳で、6年目。ランドセルと同じ素材。挟んであるご祝儀袋の枚数を減らして、ページ数も住所録もかなりダイエットした。お父さんの写真はもともとないけど、シャールク・カーンの生写真ははずせないし、子供の学校の連絡網と、予定もはずせない。結局1時間もかけたのにほとんど、薄くならないのでした。ハンドバックの中も同じです。こちらはもっと始末が悪い畳んだ買い物袋やら、ファーストエイド、必携のデジカメ、モバイル、もうごちゃごちゃ。移し変えるのが面倒なので、2ヶ月くらいずっと同じハンドバックの私。これって、かなりずぼらで恥ずかしい。

2月12日

 今年はムンバイの婦人会の役員なのだ。役員をやってみて初めてわかる「係りの人の苦労」。PTAも婦人会もこういう縁の下の力持ち(古い表現だわ)の地味な作業の元に成り立ていることを実感する。年度末なので、生活ガイドブックの改定版、婦人会のホームページ立ち上げ、決算報告、活動報告、年度末の総会の資料など、事務的なお仕事が山積みで久しぶりに徹夜してしまった。一応、私の分担らしきものはクリアできたけど…。まだ、予算案って言うのもあるんだね。生まれて初めて会計の係りをおおせつかった。エクセルの使い方が今ひとつ不明じゃぁ。事務職復帰は絶望かも。(再就職する気なのです、これでも私)
新しいPCが間に合って届いてよかった。今年の役員さんたちは皆さんPCが出来るので、ほとんどの打ち合わせはメールで済ましている。「忙しいよ〜」ってうれしそうに言いまわる私に、お父さんが「いや、日々充実していてよかったね、泥棒市場へ行く暇もないでしょう?」って、あららぁ、そんなに日ごろの私は暇そうでしょうか?
さぁ〜、お仕事、お仕事。いそいそ・・・・。
 デリーの大和屋2月11日 

 昨日の話の続き。デリーでは、新しく出来た日本食のコンビストア大和屋ものぞいてきた。ひゃ〜。デリーは生活がすっかり改善されたのね。あじの干物も、調味料も、日本米もあるぞ。太郎は韓国人の特製キムチを2瓶かってきた。(一日で食べてしまったけど)
賞味期限やストックを気にしなくていいだけで、幸せ感じちゃうよね。冷蔵品は急速マイナス30度冷蔵なので、カチンコチン。保冷剤と八ッポースチロールの箱を持参すれば持ち帰りも可だわ。
デリーは、レストランの充実もすごいし、これだけあれば、わたしはノープローブレム。15年前のジャカルタよりもよっぽどましだもの。停電とかインフラが整っていなくて大変って聞いてるけど、一応毎日電気が来るみたいだし、(私の前住んでいたところは停電が3日、4日は当たり前だったからね)やっぱりインドの首都よね。町並みもきれいだわ。田舎から出てきたおのぼりさん状態だった我が家です。日航ホテルの日本食レストラン、さ○らで昼食にラーメン。でも、これはずれ。メイドさんのラーメンのほうがずっとましだった。期待が大きすぎたのね。そういうわけで、帰りのジェットエアーの機内食が、めちゃくちゃ美味しい。ジェットの機内食は本当に美味しいのだ。(でも、出張で年中ジェット・エアーに乗るご主人様方にはすこぶる評判が悪い。疲れた帰路にはつらいメニューかも?)私こういうときは、必ずベジタリアン。ふかふかのアッッパムがすごく美味しい。お父さんはジェットエアーのマウスフレッシュのミントが大好き。太郎はノンべジで、「レシミカバブがめちゃ、旨め〜!」って、完全に我が家はインドアナイズされているの。
Mittalストア

2月10日


 突然だけど、1泊でニューデリーに行ってきました。日差しが暑いのだけど、天然のクーラーの中にいるという変な感じです。早々に用事を済ませて、私がインドで一番気に入っているなじみの紅茶のお店Mittalへ。若旦那のビクラムさんに大歓迎されて、「さぁ、さぁマダム、飲んでいってくださいよ。」ってわけで、ヴィンテージのダージリンとダージリンのホワイト(チップがほとんどない)、アッサムのゴールデンチップを煎れてくれた。さすがにヴィンテージだけあって香りが高くてまろやかな渋み。オータムフラッシュと飲み比べてみたけど、私はやっぱり、ヴィンテージのファーストフラッシュが一番好きだ。チップがほとんど入っていないホワイトは、煎茶の感じね。アッサムは、色が素晴らしい。目で楽しんで、香りを楽しんで、お味も最高。下の写真は、左からダージリン・ヴィンテージ、ダージリン・ホワイト、アッサム・ゴールデンチップ。
新茶の季節までまであと2ヶ月かぁ。
今年は寒かったから、霜のおり具合がよかったそうで、期待できますよって言ってました。たくさんお気に入りを買い込んできたので、当分楽しめそうです。


       


         
2月9日

グラムジャムーミックス インドのお菓子は甘い。モーレツに甘い。辛さと甘さの極端さに驚かされるけど、中には病み付きのお菓子もあるのだ。このグラムジャムーは、インド版サバランって感じで、ドーナッツのシロップ漬けね。私がムンバイで一番最初に食べたインドのお菓子でした。結婚式の時にいいただいたので、シロップがバラの香りのローズシロップで、なんとも高貴な上品さがあるものだと思ったけど、とにかく甘くて、ひとつでギブアップ。最近は日本のホットケーキミックスみたいにインスタントミックスのグラムジャムーの粉が売っています。右は南インドの有名なベジレストランのMTR社のもの。日本で言えばニュー・オオ○ニのホットケーキミックスって感じ。我が家では、シロップにいれずに、油で揚げたらグラニュー糖をまぶしてドーナツみたいにして食べます。ビニール袋に入れてまぶすと上手くいきます。ミルクだけで作ったラスグラというのもあって、これは、カルカンのシロップ漬けって感じです。
2月8日

泥棒市場のガラスのハンドル 「今後行くときは、ぜひ連れて行ってくださいね。」と、おっしゃる若い奥様がたを引き連れて、本日も、YUKKEは泥棒市場のチョールバザールを闊歩するのであります。やっぱり、大勢で行くと怖くないし、堂々、お店も冷やかして回れます。クリスタルのシャンデリヤやランプのお店。古いコインのお店では、「マダム、これは日本のか?」と穴あきの懐かしい50円玉や、穴なしの5円玉。
「これは日本か?」って漢字のコインがたくさん出てきて、「これは台湾、これは中国」」と分類してあげたり。アクバルや、シャハンギール、植民地時代のコインもある。ペンダントトップによさそう。香水瓶専門とか、真鍮のパーン入れ、クリスタル・ビーズの専門店もある。テーブルウエアは、ほとんど売りつくしで掘り出し物はなし。残念。
 なじみの家具やのお兄さんには、「今日もニュー・マダムのツアーかい?」ってからかわれてしまった。「だって、一人じゃ怖いもの」っ言ったら、「そうだよ、怖いところだよ。一人じゃ来ちゃ駄目だよ」ですって。
Sri ハンガー私が勝手に名づけた「Sir ハンガー」 ジャケット+パンツ+スリッパ+小物引き出しつきの紳士用ハンガーラック。チーク材のおしゃれなデザイン。Rs3500だって。ハンカチや、めがね、財布など、ご主人様の身の回りグッズを一まとめに出来るラックです。欲しいけど、どこへ置くのか?
しかし、この刺激はほとんど病みつきですね。本日のお買い物の目玉はこの、クリスタル風の取っ手です。きれいでしょう?何につけたらいいかしら?ドレッサーとか、しゃれたキャビネットの扉にいかが?6角形の大小を6個づつ買ってきた。大はRs75、小はRs65。
ドア用のハンドルもあったけど、コーランが鳴り出してタイムアップ。だから、画像もない。これは次の機会に。近々、「ムンバイ泥棒市場ナビ」を作るぞ!お楽しみに。(2/12Upしました)

2月7日

         緑のチャナ豆      チャナ豆売りのおじいさん

 ムンバイは、季節感がないように思われがちだけど、それは、ここがコスモポリタンだから。八百屋さんや、果物屋、少し郊外に行けば、まだまだインドの季節を感じることが出来ると思うのは、4年ムンバイに住んでわかった事。今年もチャナ豆(ガルバンゾ、ヒヨコマメともいう)の季節。青々としたいい豆がたくさん売られています。普通はこれを干した黄色い豆がインドの料理に使われるのだけど、大豆と枝豆みたいな感じで、採れたてのチャナ豆の塩茹ではたいそう美味しいです。ブリーチキャンディーでは、毎年、目の不自由なおばあさんが、手慰みに殻をむいて山盛りにし道端で売っています。殻つきを乾煎りして売る屋台のおじいさんもいます。豆党な我が家は、今年もたっぷり買い込んで、季節の味を楽しんでいます。   
2月6日

 Adityの新作バックPC用のCD-RWを買いに行く。近頃はPC周辺機器は何でも手に入るインド。SonyよりもSAMSUNGが、幅を利かせてます。「メイド・イン・ジャパンよりも、安くていいものがたくさんあるってことね。」とつくづく思う。、韓国人は増え続け、日本人は減り続けるムンバイの在住者数比較をしてしまう。
Adityの刺繍サンプル
 出かけたついでと、コラバのAdityに久しぶりによる。刺繍専門の工房ね。ショールやバックにインド刺繍や、ミラーワークをしているのだけど、もう、私がムンバイに来たころよりもずっと価格が上がってしまって、手が出ない。新作はバックスキンや、レザーへの刺繍。革製品って滑りやすいから、ミシン刺繍は無理なので、こうした手刺繍の技って、さすがインドよね。(写真:右)
壁一面の刺繍のサンプルは見ているだけで楽しい。先週のタイムス・オブ・インディアのSRKの着ていた刺繍シャツはこのお店の作品なんですって。


2月5日
 こういうところに住みたかった・・・あらら、今度は歯が痛い。インド生活4年目が終わろうとしているのに、あちこちガタガタ。歯医者さんはどこにあるのかぁ?
婦人会のガイドブックをめくり、考え込む。日本だって歯医者さんは大嫌いなのに、(虫歯ないのでほとんど行った事がない。)どうしよう。考えあぐねていると、仲良しのDinooが、「どの先生にするの、私が予約してあげるから」ってリストを横から覗き込む。「この人ボンベイの医師会会長さんだって、このドクターにしてみる」というと、さっさと電話して予約、さらにパーシー同士らしく、グジャラティ語でクリニックの場所まで聞いてくれている。「バイカルだってさ、あなたのドライバーに道順と場所説明しておくから。」といわれて、私の戸惑いとは別に、どんどん決まってしまった。やだなぁ〜、インドで歯医者さん行くのは…。と、言ってる場合じゃないみたい。ますます痛くなる。バイカルのパーシーコロニーの中にあるクリニック。「わぁ、ここがインド?」病院の設備は最新、よっぽど日本の町のクリンックのほうがしょぼい。親知らずは、英語でWisdom Tooth(知恵の歯)って言うのね。親知らずが圧迫して生えてきたらしく、生えているのは上の歯なのに、噛みあわせで下の歯が痛くなった。「これは、抜かなくちゃ。来週までに決断して。」といわれる。えー、インドで親知らずの抜歯。トホホ。どうしようかな?
しかし、この先生、めちゃくちゃジェントルマンで、すばらしくハンサム。日本の学会にもよく行くそうで、定宿は、「赤プリ」だそうです。
Ruston Bargというこのコロニー、本当にきれい。インドにいることを忘れてしまう。ブリティッシュ・スタイルのガーデニングや芝生、中央にあるクラブハウスには、コロニーのメンバー用のコンビニストアやティールームもある。薄黄色のフラットは、外観からエアコンも見えないように設置されているし、クラブハウスの前には、すごく大きな火炎樹があってこのコロニーの歴史の長さを感じさせる。どうせなら、こういうところに住んでみたかったなぁ。バイカルにはそれは、それは美しい高い塔を持つゴシックスタイルの教会もあります。
教会の正面に、立体交差用の高架線が出来てしまって、写真撮影がかなわなくなって、とっても残念。
あ〜、親知らず、どうしよう…。

こだわりの鍵2月4日

 チェストの鍵もできてきました。こうなったら、トコトンこだわってしまおう。
インド人の友人が、「あぁ、新しいのは駄目ね。昔はもっと凝ったデザインの真鍮の鍵だったのよ」って言う一言で、「どこで作れるの?」って身を乗り出す私。「私に任せて」って言ったのだけど、「作るところを見たいのよ。一緒に行くから」ってついていく。ナナチョークの近くの路上の合鍵やさん。1時に取りに来てくれって言って、たった3時間でコピーしてくれた。なかなか、いい感じ。一個づつでいいよっていったのに、おまけで2個づつ作ってくれた。何でわざわざ昔の形にするのかって、鍵屋さんにしてみれば、変な注文だったらしく、結構張り切ってしまったみたい。左が元の鍵、右がコピーしたアンティーク風。Rs.95ついでに籐のソファーのカバーが汚くなったのでカバーを作ってもらう。古いクッションを置いてきたら、1時間後に、出来たと電話あり。何で、今日はすぐに何でも出来ちゃうんだろう。
2月3日
 
昨日は、日本人会の運動会でした。運動オンチの私から生まれた息子は運動会のヒーローです。応援合戦のバクテンは、決まり損ねながらも、他はばっちり決まったようで、練習の成果がありました。

 もう一人、インドの英雄、インド初のスペースシャトルの乗組員、Karnal Chawlaさん
先の1日付けの新聞には、決まったばかりのミスインディアと、クリケットのエース、サッチン・テンドゥルガーと一緒に、印度の三大英雄として、にこやかな笑顔の写真があったばかりなのに、とても残念。周りのインド人達も、とても、悲しく思っています。高校生までインドで育ち、その後、アメリカへ留学、アメリカ人のご主人と結婚、アメリカ国籍を取得。小柄ながらもチャウラーさんは、元気一杯という感じで、コロンビアに乗り組んだのに。すばらしい成果をあげたあとだけに実に残念です。到着を待つ様子をインドでも、ライブでずっと放送していただけに、テレビからの衝撃もすごくショックでした。ご冥福を心よりお祈りいたします。

2月2日
 ポーランプーリ無性にカレーが食べたいとき。一人ではとてもレストランに行けないから、もっぱらインドスナックをテイクアウトしてます。最近見つけた美味しいスナックショップが数件。こういうときは、ちょっと、多めに買ってきて、使用人たちにも分けてあげます。最近人気のスナック店のサモサとか、激辛のマイソール・ドーサは、食べたいけど一人では辛すぎて食べきれないから、メイドさんと半分にして。最近のヒットはポーランプーリ。マラティーのスナックです。チャナ豆をジャグリーという黒砂糖で煮て、カルダモン、シナモン、クローブなどで、香り付けし、チャパティーの生地に包み伸ばして焼いたもの。味は、月餅か、お饅頭風で、日本人好み。タタ財閥が経営するRTI(Sir Ratan Tata Insutituts)パーシー料理が専門のホームデリバリーの定食屋で買えます。(ここのが一番美味しいと思う)1枚Rs10。
他には、カマンドクラという、ジグジャラティーの蒸しカステラ。甘くなくて、グリーンのミントのチャツネでいただきます。Gogoスナックという、ケータリング専門のスナックやのグリンピースのパンジャブ・サモサも好きだけど、30個からしか変えないから、なかなか食べられないのがタマニキズ。近頃、インド・スナック・フリークです。

パニープーリーググラー←これ(左)は、パーニー・プーリというスナック。プーリーに茹でた豆を入れて、緑と赤のソースにつけて食べる。酸っぱくて、甘くて、ちょっと辛い味です。

(右)は、グゥグラー、グジャラティー地方のスナックで、グリンピースをマッシュした種入り。あまり辛くなくて、何個でもいけます。ミント&コリアンダーのチャツネをつけていただきます。


2月1日

特注のチェストついに、完成の特注のチェストがきました。泥棒市場の常連と化した私ですので、おなじみの店の店員さんも、すごく細かい注文まで引き受けてくれました。そりゃ、特注なんだから、自分が納得がいくまでトコトンつめてデザインやら、サイズを決めました。
インドに限らず、海外に暮らすと、「日本では当たり前」の規格って言うのがまったく通じないのが、こうした物づくりをしたときに実感されます。日本は何でも規格化されていて、本も紙のサイズも、家の広さも6畳とか4畳半とか、当たり前のような規格製品の中で暮らしていることを再認識します。だって、コピーをしても、B4とか、A4とかじゃないインドサイズの紙だし、ノートのサイズも実にまちまち。だから、本棚ひとつにしても、日本の本のサイズを測って注文しないことには、文庫本も、A3サイズも、月刊誌は収まらない。
「物の規格」に慣れている日本人にとっては、どうして?こんな変なものができてくるわけ?ってこともあるのです。
だから、今回のテェストにしても、ラージビラで写したサンプルの写真と、奥行き、引き出しの深さ、取っ手、鍵の位置まで細かく指定しました。95%満足の出来です。色も思いどおりの濃い茶色にしてくれたし、取っ手も、角の真鍮も厚手のしっかりしたものを選んでつけさせたし。(真鍮の留め具もいろいろあったので自分で見繕ったのです)マイナスの5%は、家具屋のお兄さんが、「マダム、サービスで引き出し全部に鍵つけましたよ」ってことです。私は一番上の2つだけでいいって書いてあるでしょう?注文書のこの絵を見たの?」て言ったら、「だから、サービス」、「いや、これは注文どおりじゃない。鍵は上の引き出しだけって言ったもの、いやだ、このデザインじゃ」とごねてしまった。「作り直すのが嫌なら、5%引きにしなさい。400ルピー値引きね!」って事で、Rs.8000をRs.7500(18750円)にさせてしまった。これが気に入らないマイナス点です。
アジア・エスニックの家具の輸入が日本でもずいぶん人気だけど、まだ雑誌などでは、このインド・アンティークスタイルは、見たことないですね。インド人のおうちには、まだ結構あって、お友達の家も「嫁入り道具」のこのタイプの家具があります。ちょっと、日本の桐ダンスにも似ているでしょう?和室にも、洋間にもいいと思うのですけど。私も、ランジェリーや、ハンカチ、スカーフ、ソックスなどの小物や、トラベルセット、そしてせっかく鍵もつけたことだし、宝石?とかへそくりとかもしまおう。まだ、引き出しを開けるとチョールバザールのにおいが抜けないから、ハーブ石鹸だけを入れています。サイズ(高さ120cm×幅75cm×奥行き45cm)