YUKKEのつぶやき
November 2002

ナマステムンバイ管理人・YUKKEのムンバイ暮らしの日々のつぶやき
インド・ムンバイ、お気楽マダムのつぶやき、よかったらどうぞ!
11月28日
 今日は、とても素敵な女性に会ったのだ。「新しいストールを発表したから見にいらして」とのことで、マラティー人のミーラ・メータさんのオフィスへ伺う。デザイナーでもあるメータさんは、趣味でご自分のサリーやストールをデザインされて、それを少しだけ小売もしている。今回は、パシュミナとシルク、ウールを彼女のデザインで織らせたストールだ。素晴らしい手触りと色合いにうっとり。ペパーミントやセージグリーンが、ウールのグレーとあいまって素晴らしいストールになっている。これは日本で言ったら、大島紬や粋な紗や絽と言ったところだろうか。風合いもすごく素敵。だけどフォーマルには使えないから、本当に趣味の物って感じ。インド染織に興味があるといったら、マラティーの技法で作られた金襴緞子のサリーを見せてくださった。シルクと金糸で織られているが、裏に横糸が渡らない大変難しい技法で織られている。文様もマラティー独特のオオムや花柄。フラッシュを焚いたら、金糸がすごく輝いた。ため息が出る技法だ。小さな織り模様もいずれも横糸が裏地に渡らずに表とは逆の裏模様を織り出していて見事としか言いようがない。
いずれも1点もの。しかも、お値段は75000ルピー(20万円弱)。はじめて見た本格的な金糸のサリーだ。こういうサリーは代々親から子へと受け継がれて行くのだろうが、古くなると燃やして金だけを取り出して紡ぎなおすという。メータさんは、こうしたサリーのデザインが認められて、「ブリティッシュ・エアー」の飛行機のデザインもした。飛行機の尾翼に世界70各国のデザインを描くという企画で、インドのサリーのデザインを飛行機の尾翼にした。それに、お話も大変楽しく、おしゃれで、ご自宅のインテリアもなかなか凝っていると聞く。さりげない白いシャツにきれいなシルエットのチノパンツ、ベージュのサンダル。髪は既に銀髪になっているが、ショートカットにして、胸元からのぞくシルバーのアンティークアクセサリーがとてもよく似合う。インド人は、肌の色からゴールドがとてもよく似合うけど、彼女はシルバーと銀髪が素晴らしくマッチしてる。インドの塩野七重って感じ。こだわりの本物を見るってやっぱり素敵。(←今日は見るだけよ〜)
  

             
     左:シルク、パシュミナ、ウールのストール。 中央、右:金襴緞子のサリー
11月27日
 一ヶ月も前から、騒いでいたチョール・バザール(泥棒市場)へのアドベンチャーは、ついに本日決行!先日、お友達と二人で行こうとしたら、ドライバーのスレーシュさんに、「マダム、ラマダンのこの時期に、日本人マダムだけで行くのは絶対に危険だ。行ってはいけない」といって、連れて行ってもらえなかったのだ。今回はインド人マダムのSwamyさんと一緒だからようやくOKが出て、意気揚揚と出かける。グランドロードの裏手にあるモスリム街。昔は盗品市場と言われたけど、今は中古品や、専門部品(蓄音機とか、車のパーツ、日曜大工用品など)、真鍮製品やアンティークの時計(ローレックスとかカルティエの時代物)、それに今回お目当てのアンティーク家具の店が軒を並べる。「店の奥に薦められても、一人で入ってはダメよ」とSwamyさんに釘を刺されながら、家具市場へ移動する。よく冗談に「奥の部屋、奥の部屋に進むうちにパキスタンに売られちゃうんだぞ」などと、インド人の友人に脅かされていたけど、どの店も間口は狭いながらも奥行きがふか〜いのだ。本当に路地を曲がって、街に1歩踏み入れると、モスリムの人たちだけ、それも全部男性。女、子どもは全くいない。「ラマダン中だから、危ないよ〜」て言われたけど、ラマダン中がいわばセールなのだ。だから意を決してやって来た。どこの店先にもラマダン開けの生贄用のヤギさんがつながれて、その日を迎えるのを悲しそうにしている。インドネシアではよく目にした光景だけど、白いクルタ・パジャマに白い丸帽子の男たちでごった返す街は、さすがにひるむ。

 さて、アンティークの家具屋。私は3度目なのだけど、今回も私にとっては「宝の山!」。インドアンティークのベッドサイドチェスト、5段テェスト、ライティングデスク、マハラニボックス、小引出しにダイニングテーブルや椅子。チークやローズウッドが多いが、街のアンティークショップよりもやっぱりずっと安い!イギリス当地時代の家具もあるけど、凝り過ぎていて、「猫足」や「捻り」は私の好みじゃないのだ。人件費が安いインドだから、古い家具も買って搬入するときにはファニチャーマンが、磨きなおして、塗り替えも、張替えも、取っ手などの真鍮も磨きなおしてくれる。もちろん自分でやっても良いけど、100ルピー(250円)も出せばすごくきれいにしてくれるのだ。アンティーク家具のレプリカの価格が、これらの30%割引くらいだから、気に入ったらインドではやっぱり古い本物を買うほうがずっと良い。元値も安いのだし。ローズウッドのチェストとライティングデスクは8000ルピー(20000円)、ベッドサイドテェストが2組で5000ルピー(12500円)。どうしようか迷っているうちに夕方のコーランが流れてきて、タイムリミットでした。値切り足りないような気がするしねぇ。でも、お店のおじちゃんたちはSwamyさんが一緒にいるから、「インド価格にしておくよ」って言うので、私たちだけで次に来たら、もっとふっかけられるのかな?あ〜ぁ、ベッドサイド・チェスト(写真中央)は、やっぱりゲットかな?デジカメ画像みながら、まだ迷っています。
        
         一見、ガラクタの山だけどぉ〜、私にとっては宝の山よ!
11月26日
 「友情の印にね」って、インド人のお友達、Shaheenさんから、銀製のチョッパル(サンダル)のミニチュアをもらう。半分は彼女が持っているそうで、「ラッキーを半分づつね」と言われた。すごく嬉しいけど、大切なものもらっちゃってよかったのかしらんって、少し困惑の私。でも、インドでは普通、履物の贈り物は絶対しないそうだ。「踏みつける」という意味があるから。ガンジーの銅像に時々嫌がらせにサンダルの花輪がかけられるけど、これはすごい嫌がらせなのだそうだ。ベビーシューズの贈り物もタブー。でも、この銀のサンダルは特別。だって、すごくかわいいでしょう?インドコレクションに早速、追加。
  
 
11月25日
 お向かいのKapadiyaさん(グジャラティー人のモスリム教徒)の奥様が、「ラマダン中だから、遅くなってしまったけど」と、夜7時ごろに、すごくおいしそうなお料理を届けて下さった。インド駐在4年目にして、はじめてのお隣さんからのおすそ分け〜。すごく嬉しい。こういうご近所付合いが私の夢だったのさ。Kapadiyaさんが越して来るまでお隣は長いこと空家だったので、お隣さんが出来てすごく嬉しかったのです。Kapadiaさんの奥様はとてもオーソドックスなモスリムでいらして、ほとんど外出しません。
ご主人がご一緒の時だけ。中学生のお嬢さんと小学生の坊や、それにおばあちゃんの5人家族。3LDKを最新鋭のドイツのシステムキッチンと、モダーンなインテリアや内装で、2年近くかけて大リフォーム。「今度おしゃべりしに是非いらしてね」とお誘いを受ける。「メイドがなかなかいついてくれなくて、もう、4人目なのよ。お宅は良い人で羨ましいわぁ」とインド人マダムに言われて、びっくり。使用人問題は邦人だけじゃないのだよね。お料理は、Gold Coinと呼ばれるロシア風コロッケ(グリンピース、トマト、ポテト、玉ねぎ入り)のスパイス風味(辛くない)と、ダヒ・ワダという、ウッダル・ダールの団子のヨーグルトソース。ミントリーフやコリアンダーリーフの香りもさわやかで、美味しい!!家族で奪うように2個づつほうばってしまった。家庭料理は本当に美味しいです。明日は、わたしの十八番のシフォンケーキを焼いてお返ししよう…。モスリムだから卵はOKよねと確認した。インドでは、食習慣がみんな違うのでおもてなしや食べ物の手土産、とても苦労します。





11月24日
 今日は日本人会のお餅つき。在外の邦人会ならこの時期、世界中どこでもやっているらしい。世界各国の転勤妻のサイトでも、餅つき大会の話題でいっぱいだ。しかし、お餅つきなんて、日本じゃほとんど特別イベントで、我が子の幼稚園も餅つき業者なるものに委託していた。東京のように核家族が進むと、餅つきしたことない人ばっかりだもの。
以外に、こういう日本の伝統行事は在外の方が盛ん。でも、暑い時のお餅つきはやっぱり大変!アンコロ餅、あべ川、いぞべ、辛味餅と、つきたては美味しかったけど、やっぱり疲れる〜。今年で4回目。ひゃぁ〜、私も古株だものねぇ。今日はお父さんの48歳の誕生日だったのだ。先日お亡くなリなった高円宮様のお誕生日と1ヶ月違い。だから、すごくショックだったの。いたわらないといけないかなって思う。インディゴで久しぶりのイタリアン・ディナー。このレストランはインドじゃないね。ステーキも抜群だし、ワインの品揃えもなかなかのもの。私はブラックペッパー・チキンとアスパラガスのポタージュ。お父さんと太郎は久々のステーキ!かれこれ、ことしの11月で、結婚20周年なのだ。感慨深いねぇ。
お互い「とも白髪」まで、仲良く暮らそうねっ、お父さん。



11月23日
 柴門ふみの「ぶつぞう入門」を読んだ。フーミンとは同年代のせいか、漫画以外のエッセイでも、いつも楽しませてもらっている。40を越えたころから、妙に、古いものとか日本的なものに心がうずくけど、根がミーハーなので歴史的な裏付けなく、自分的に納得の古い味のあるものにこだわっているだけ。本の中に「インドの仏像」についても出てくるのだけど、「どれもがみんなハンサム」っていう記述がある。私も、日本の仏像はモンゴロイド系の顔立ちだけど、インドの仏像はアーリア系の気品ある顔立ちだから好きだ。フーミンも、本の中でやれ「反町ににてる」とか、「若乃花の顔」とか「近藤サト顔」なんていう表現がたくさん出てくるのだけど、私もインドの仏像を観るたびに、「シャールクに似てる」とか、このクリシュナの絵は「アブシーック・バッチャンそっくり」とインドハンサムと重ねて観てしまう。お釈迦様の一族ゴータマがアーリア系か、モンゴロイドか私にはわからないけど、インドのハンサム度から言えば、絶対アーリア系なのだろう。釈迦の仏像が、仏舎利信仰のずっと後に出来たものだから、誰もお顔立ちについてはわからないのよね。
やっぱり、シャールク顔のインド仏像が私の一番のお気に入りです。そういえば、東京の国立博物館で「インドの仏像」展開催中ですね。
11月22日
 お父さんが法事で1時帰国してきた。久しぶりに日本で東京の高校に通う麻子に会ってきた。娘の高校の制服姿も今回はじめて見たのだ。元気だったようだけど、さっきの電話で帯状発疹になったと連絡があった。読売新聞に、この所この病気の記事が連載されていて、読んだばかりですごく心配。早めの処置なので、大丈夫と思うけど、かなり痛い病気だものね。
 インド時間の毎朝8時、NHKの連続ドラマの再放送「チョッちゃん」がNHKプレミアムで放映中。主人公のチョッちゃんが岩見沢の寄宿舎に入ったり、東京の音楽学校へ上京したり。昭和3年の話しだけど、遠くの娘を思う親の気持ちは今も同じ。お父さんは毎朝、新聞を読むのを止めて、ドラマを見ている。我が子と重なるせいで、やっぱり遠く手放していると心配は尽きない。更に病気の時はとても心配だ。週末なのでおばあちゃんの家にて、療養しているけど、大事にならないといいなと祈っている所だ。切ないなぁ。
11月20日
 ベトナム映画の「季節の中で」には、「蓮の花摘み少女」が出てくるらしい。見たい!とても見たい!蓮の花のデザイン探しして騒いでいたら、ドライバーのスレーシュさんが、「マダム、BJPのマークはロータス・フラワーだけど」って言われた。バジパイ首相の属するインドの政党です。BJPマークか・…。(だんまり)
 
 インドマダムもボンベネーゼも、良いものは行商おじさんから買う事が多い。カシミールカーペット、カシミールの胡桃材家具、ミニアチュール(細密画)、チカン刺繍、カルカッタ刺繍、それにパシュミナと宝石!ここ数日、誰かの家で毎日のように「行商おじさんパーティー」が開かれていて、お呼びがかかるものの、資金不足と忙しさでほとんど不参加の私だ。(だって、カード決済できないんだもん)でも、写真だけは撮らせてって、パシュミナおじさんパーティーに10分だけ参加。おじさんちっとも買わなくてごめんね。ボンベイの現在のパシュミナの相場は、80cm×2mのヨーロピアンサイズで、Rs.1200です。(約3000円)さっき、CLASSY見ていたら、東京ではまだ33000円だって!
100%パシュミナだとすぐに毛羽立つので、70%パシュミナ30%シルクがお薦めです。ワシントン条約で捕獲は出来ないはずのサトーシュもまだ出まわってますね。(い〜けないんだぁ〜)
約Rs20000。銀座三越では、50万円もするらしい!
   本場のパシュミナ  刺繍入り
11月19日
 日本の赤ちゃんが沐浴を欠かさないように、毎朝インドの赤ちゃんはココナッツオイルでマッサージをして、その後、お風呂に入ります。元気に育って欲しいという親たちの思いを込めて、毎日マッサージされる赤ちゃん。どうしても実際の赤ちゃんのマッサージの様子を見たくて、生後2ヶ月目のインドの赤ちゃんを訪ねました。(レポートはこちら)

 帰路にパーシー教徒のおばあさんが、70年前のアンティークのクローゼットを売りたいと言うので、お宅にお邪魔して見せてもらう。上質のチーク材で作られたもので、大鏡つき、上飾りもすごく凝ったものだった。ブリティッシュ・スタイル。でも価格も高すぎて大きすぎて私にはとても手が出ない。ちょうど、お昼時で、何もないけど一緒にいかが?とパーシー料理をちゃっかり戴く事になってしまった。マナガツオのスパイス揚げ、黄色いおめでたいダール、パーシースタイルの青マンゴのアッチャル(チャツネ)。突然の来客にもかかわらず、ご自分たちが食べるランチを取り分けて下さって、恐縮しながらも、家庭料理ってやっぱり美味しい。マイルドな辛さで、とても美味しい!ジーラ(クミンシード)の炭酸水も一緒に頂く。これは薬臭いコーラってかんじで、ちょっと大変だった。レモングラスの効いたチャイもいただきまして、古いけど、すごく素敵な家具に囲まれて暮らすお家で、またまたインドのアンティークに熱を上げそうです。来週こそはチョールバザール(泥棒市場)探検に、絶対いくぞ!
11月18日
 今日は、衝動買い。かなり後悔しているけど、ご一緒したMさんに、「一期一会よ、これは絶対に、あなたのための物よ。」と薦められて、店員さんにも、「お召しになってみませんか」と、ドレープ作って、あっという間に着つけてもらってしまったのだ。ビーズ刺繍のサリー!
 エンブロイダリー・サリーは高価で、今迄手が出なかった。それに、インドにいる時にしかサリーは着られないし、帰国してから潰しがきくものに限って買っていた。例えば、ラジャスタンプリントとか、ペイズリーのシフォン、紬のサリーね。ビーズ刺繍のサリーは夢見るだけだったのだけど、「この値段なら即決よ!」のMさんの後押しもあって、思いきって!
 ブラウスの分も生地がついているので、これは、帰国まで取っておいて、サリーとして仕立てる時にはシルクの同色でチョリ(ブラウス)を仕立てる事にする。そしてインドを去るときには、ドレスに仕立てなおしてもらおうと思っている。振りの部分を上身頃にして、残しておいたブラウス分の刺繍のついた袖をつけ、巻きの部分をスカートにして。ミモレ丈のパーティードレスに。
サリーを裁断するのはインドでは不浄とされていて、ヒンドゥー教徒は切り刻んだ布を着たがらないから、いまだにサリーが宗教上の拘束として残っている。でも、近頃は、おばあさんのサリーから、孫のパンジャビードレスを作ったりして、結構リフォームもしていると聞く。帰国が決まった時、裁断する事に迷いが出たらどうしようかしら?

 ムンバイは、今、湿度が低くてとても過ごしやすい。最高気温は33度もあるけど、日陰に入ると暑さを感じない。お部屋のなかでは、大理石の床が冷えるので私はこの頃ソックスをはいている。昨日、半日も学芸会の為に冷房の強いホールにいたら、すっかり冷えてしまって、バケツにお湯を張って足温泉をしたくらい。今日も寝る前に、足を暖めないと寝られないかもしれない。明け方はタオルケットだけじゃ寒いくらい。
11月17日
 掘り出し物を探すの大好きです。それも、汚いところにもぐって見つけた自分流に納得のアジアングッズなら、なおさらです。
本日の掘り出し物はCCIC(政府観光局直営のお土産や)で。このお店、インド中にあるのだけど、一応政府の管轄下なので、価格は定価。だまされるとか、ぼられる心配はないのです。お店のディスプレーもまったく凝らずに、埃まみれの暗い電球のお店です。定員さんも全くやる気がないから、しつこく薦められる心配もない。ひなびたインド物産展て感じね。見つけたのは、チークの古材で作った小引出し。見つけた時は、埃まみれで、奥のほうから引っ張り出してわくわくしちゃいました。取っ手の所もふるっぽい。全部の引出しがちゃんと滑るかドキドキしたけど、OK!またガラクタが増えたって言われそうだけど、私としては大満足。750ルピー、1850円でした。何に使うかって?長年、集めたシンブル(指ぬき)のコレクションをいれる事にしました。
               チークの古材の小引出し
11月16日
 送別会があるので、一品お持ちより。本日はちょっと趣向を凝らして、海老の鬼がら揚げをさとうきびの周りに巻いてみる。「シュガーケイン・プローン」は、なじみの中国料理店でよく食べる一品なのだけど、さとうきびの甘さがほんのり出て、かじりにくい鬼がら揚げもこれなら、お子様も食べやすくなるかなと思って…。さとうきびは、ナナチョークのジューススタンドで3メートル20ルピーで仕入れてきた。皮をむいて、10センチくらいの割り箸状に切り、フードプロセッサーで混ぜた海老餡(海老300g、鶏挽き肉200g、塩、砂糖、酒、しょうが汁、かたくり粉、卵白)を団子状に巻いて、クルトン(パンを5ミリ角に切って、扇風機をあてて乾かしておく)をつけて揚げるだけ。山椒と塩、子供用にはトマトケチャップを添えて。海老とさとうきびの絶妙なお味、アジアならではの一品です。大好評!
    砂糖きび   シュガーケイン・プローン
11月15日
 エアコンは無事に修理がすんだ。ついでに分解掃除もしてもらったら、すごくよく冷える。いかに中が汚れていたかってことよね。学習した私は、トイレの水を流す時は、必ず蓋を閉めて押さえながらフラッシュ・ハンドルを押すことにした。もう、2度とゴメンだよって感じだもの。

 日本人学校の国際交流プログラム「グルモハル祭」があった。前半は縁日スタイルで、ヨーヨーつりだの、ゲームだの、シャボン玉だので盛りあがりました。メンディーで日本語の名前を書いてあげるというのもあって、「ベッカムみたい」って受けていましたよ。太郎はマサラ・クイズのスパイスあてゲームと、インドの大道芸人に迫る手品をご披露。後半は、ホールで各国の学校(フレンチ、ジャーマン、インド、ロシア)の出し物でした。子どもの頑張りも凄いけど、先生たちの準備は大変で本当に毎年ご苦労様って感じです。よさこいソーランも決まっていましたね。インド校のインドダンス。毎年ながら衣装がとても鮮やかで舞台栄えして、華やかです。今年は男女混成チームのダンスでバングラでした。やっぱり、腰つきと、肩を上下させる動きは、子どもと言えどもインド人の天性って感じです。
          
11月14日
 「落ちこんでない?」ってDonooさんが心配してくれます。「ハイ、大丈夫。でも、今日はエアコンがイカレています。これから修理人に電話するところ。」って答えました。「重なるのよね、災難は…。」「言ってくださるな、もっと重なったら困るよ〜」って私。でも彼女は、ちゃんと私がここ数日騒いでいる「蓮の花」の事覚えてくれていて、「インドの蓮よ。マハラクシュミ・テンプルに行けば、お供えとして売っているのよ。」ってお見舞いがてらに、私にくださる。いつもながら、どうしてインド人のお友達ってこんなに親切で思いやりがあるのよって胸がいっぱいになる。「もっと、薄いピンクや、白や紫もあるのよ。これは八重咲きで色が濃いタイプね。」と言ってました。早速、一番にあうかなって紹興酒の空きビンに生けてみた。カンボジアで見た蓮の花よりも、花びらがずっと薄くて細いけど、やっぱりすごく素敵。いつの日にかブッタガヤの蓮池にぜったい行くぞって心に誓う、わたし。
          これが、インドの蓮の花。ある所にはあるのね。
11月13日
 立ち直りが早いというのも、私の特技の一つです。昨日の水爆事件(詳しくはこちら)から、早くも立ち直って、今日も朝から、婦人会の発表会のコーラスの練習とか、生け花の展覧会とかで、1日中お出かけモード。新しくコラバにできた話題のイタリアンカフェへ、ボンベイネーゼと繰りだしチェックをいれる。あ〜あぁ、ようやくボンベイにも、小じゃれたカフェが出来たじゃないのよ〜って、大絶賛のお店です。ブレックファースト、デリカテッセン、ランチとカフェのお店。イタリアンパンも美味しくてなかなかのもの。私はアスパラとマッシュルームのシーザーサラダにガーリックブレッド、お友達はペンネやスモークチキンサンドイッチを注文。食器もカップも素敵。なのに、なぜか紅茶だけは大はずれ。コヒーやカプチーノは○。スリムなパンツにエレガントなブラウス、ヴィトンやプラダのバックを持ったおしゃれなボンベイセレブで満員御礼。すごい美人なヤングセレブがいっぱいでした。注目のお店って感じです。十分、元気回復の私!単純なの…。
BASILICO(Bistro&Deli) Sentinel House、Arthur Road、Colaba TEL:56345670/1
             

11月12日

 アンコールワットで恋に落ちた蓮の花の写真は見事にピンぼけでした。がっかり。せっかく花のホールディングの過程を写したのに、残念。でも、3枚だけ何とか残った写真があるので、よかったけど。蓮の餡、蓮のお茶、蓮の実、蓮の花のデザイン、蓮の花のお香…。当分「蓮の花の研究」に燃えそうです。
月刊ロータス・ファンという蓮の花サイトもあるんですね。(直子さんありがとう)
 スワミ先生のお手伝いで、チャリティーのクリスマスのオーナメント売りをする。アングロ・インディアン(印英の混血)の団体のチャリティー活動。さすがに本場イギリスのクリスマス・オーナメントは美しくてしゃれている。リースや松ボックリ、小さなサンタのオーナメント。でも、今年はもう、我が家はクリスマスツリーは飾らない事にしたのだ。何だか、宗教の坩堝のインドにいると、はっきり自分の信仰心がないのに、宗教的な行事をする事にちょっと違和感を感じてしまったから。今年はどうしようかなぁ、年賀状代わりに送っていたクリスマスカード。シーズン・グリーティングと書いて出そうかな?ちょっと迷ってしまっています。
11月11日
 昨日から、ムンバイの電話番号は7桁から8桁になった。従来の番号の頭に「2」をプラスするのだけど、本当にそうなるのか、半信半疑だったら、ちゃんと問題なく作動しているみたいです。
 気温がだいぶ下がって来て最高気温でも33度、朝夕は20度前後まで下がり、その上、湿度が30%台まで下がっている為にとても過ごしやすい。来年の2月頃まで、ムンバイの一番良い季節になる。乾き方が半端じゃなくて、朝晩、ボディーローションが手放せない。体のあちこちがカサカサ。保湿しないと大変なのだ。喘息気味の子どもには辛い季節。ムンバイは気圧が一定しているので、喘息の発作のある人には、だいぶ楽らしいけど、喉が異常に乾いて困る。
 大事にしまっておいた京都のこだわりの「七味」を開けたら、残念!すっかり黴ていた。やっぱり常温保管は、モンスーンの時期を越えると全滅。黒砂糖、ソーメンもかびていて、がっかり。結局、何でも冷蔵庫や、冷凍庫にしまう事になるんだよね。いただきものは、ためこまずにせっせと食べるしかないか?
 休暇のあとの体重の増加はいつもながらすごい。エジプトの後の体重を戻していなかったので、今回の旅行で更に増えている。主人は早速、ネピアンシーロードに出来たばかりのGold's Gymへ行き始めた。誰か映画スターでも会員になってくれたら、私も通うんだけなぁ…。運動大嫌いなんで、結局減量は断食しかないか。ラマダンだしね。お向かいの家のカパディヤさんは、モスリムなので、毎朝、美味しそうなビリヤニーやら、マトン・カレーの匂いがしていたのに、パタリとお料理の匂いがしなくなってしまった。
11月10日
 ムンバイのデリーバリー・サービスの発展はめざましい。インドの新規産業は規制がない分ブレークすると目覚しく延びる。携帯電話の普及もそうだった。バイクでの書類や小荷物、DHSなどのサービスのスピードがすごく速いのだ。何でも遅いといわれていたインドの汚名返上。例えば招待状。1通が2〜3ルピー(ただし50通以上から)で即日配布か翌日午前配達ができて、バイク便の方が郵便よりもずっと早くて安かったりする。市内郵便が葉書が2ルピーで、4日もかかるので、近頃は招待状はほとんどバイク便で届く。DHSも日本までわずか4日。日本からのEMSも週末をはさまなければ3日で届く時がある。更に有名レストランから出前するサービスのMeals on Wheels。これなどは、色々なレストランから少しづつ料理を取り寄せて、指定した時間に熱々を届けてくれるのだ。それもぴったりに!例えば、林パビリオンからムンバイのスチーム・クラブ、マリンプラザからふかひれスープ、コッパーチムニーからレシミカバブとロマニ・ロティなんていう風に。500ルピー以上なら無料配達。ピザが「唯一の出前」ではないのが嬉しいでしょう?
(電話:23826633)

 実家の母が送ってくれたガイアの夜明け「インドIT戦士がやってくる」の録画テープを見た。インド人が優秀なのは、もう、十分知っているから、こういう優秀な人材派遣については驚きはないけど、私の頭をよぎったのは「インドで暮らす日本人」よりも「日本で暮らすインド人」のほうがよっぽど大変だろうなということ。何しろ、帰国子女さえも一般企業では、なかなか活用されずに排斥されてしまうような、異文化の受け入れになれていない日本で、インド人が日本人の上を行く優秀さで働く時、いったいどういう摩擦が生じるのか?インドに派遣されている日本人がインド人を越える優秀さを求められているとは思えないし、インフラの整備が悪くて、外人や外国資本の受け入れや活用がなっていないといわれるインドだが、この番組を見た限り、自分のほうがずーっと楽な気がした。
 日本でのインドITスタッフの月給は100万円にもなるといわれているけど、家族も帯同となれば物価も高く、ベジタリアンで、英語の教育をする子女の学校がほとんどない日本で、途上国の出身者への偏見もあるし、本当に大変だろうなって思う。それでも、凄い努力と忍耐力、インド人の不得意な勤勉ささえも兼ね備え、日本での成功を夢見るインド人のこれからを思うと、逆の境遇の私としてはエールを送りたい。さぁ、日本もウカウカしていられないぞ!本当の意味での国際競争力を思い知る番組だった。
11月9日
 チェンナイ(マドラス)の赤坂がお刺身やお肉のエアカーゴ・サービスを大々的にはじめたので、数件集って、割り勘でお刺身パーティーをよく開いている。インドマグロやロブスター、ひらめは最高。ようやくインドでもお刺身が食べられるようになった。まだ、まともな豚肉と牛肉は手に入らないけど、食卓が豊かになるのは本当に嬉しい。バンコクで仕入れてきてた生中華麺で冷やし中華を作ったら太郎は涙をながさんばかりに喜んだ。信じられないけど、ムンバイの奥様がたは、バンコクやシンガポールでの買い出しで、お弁当用に冷凍食材(弁当用のフライ、冷凍唐揚げ、冷凍シュウマイ、餃子など)まで、買いこんでくるそうです。ジャカルタ時代に、うどんもパンも餃子の皮も全部手作り、納豆や豆腐まで作っていた事を考えると、お金さえ出せば、今はインドにいても何でも手に入るんだなって困惑と感慨。日本人家庭に長くいても日本料理が全く出来ないというメイドさんも増えて、教える側の日本人の奥様がたが、食べるという事や家庭の切り盛りについてとても非力になっている事を否めない気がする。(もちろん自分も含めて)メイドさんがいるからこそ、手間隙を惜しまず、ない材料でもやりくりがきくのに。でも、こんなことを言っても時代の変化が許さないのだ。コロッケは買うものと言う主婦がとても増えている位だからしかたないか?それを考えると、ムンバイの韓国人の奥様がたの逞しいこと!キムチはもちろん、お米さえ送付に頼らず、現地調達で頑張っているそうだ。
 でも、やっぱり、バンコクの日本レストランで、テニス帰りなどの日本人の奥様がたが、楽しそうに「松花堂弁当のランチ」をしているのを見ると、自分の境遇が悲しくなるのは隠せない。
 
11月8日
 スイーパーさんのエショーダさんが、娘が描いてくれたのよって、素晴らしいメンディーをしてきた。デワリなので、16歳の娘さんがお母さんのために丁寧に描いてくれたそうだ。休暇に出る前に冷蔵庫の余ったお野菜を全部エショーダさんにもらってもらい、娘さんとたくさんお料理もしたそうだ。良かったね。家族で良いお正月が迎えられて…。ハッピー・デワリ!
               
 メイドさんのシャムラーさんは、この休暇にクリスチャン・デワリ・キャンプにでかけて、ありがたいお話と聖書の勉強をしてきたそうだ。みんなインドのお正月をそれぞれに祝ったみたいで良かった。
11月7日
 デワりの休暇で3〜7日まで、カンボジアのアンコール・ワットに行ってきた。ポルポト時代、内戦を経て、たったの12年でこれほど見事に復興している様子にびっくりした。ラッフッルズのグランドホテルは最高!サービスもお部屋も文句なし。その上、お食事は絶品。フレンチ風のカンボジア料理のコースディナーもモーニング・ビュフェにも大満足だった。(ランチ・ビュッフェには握り寿司まであって、太郎を歓喜させた)。蓮の花をアレンジして飾るロータス・ホールディングのワークショップに参加したりしてシャムリヤップの休暇を大満喫。
 遺跡の保護には、日本からたくさんの援助とエンジニア会社のプロジェクトまで組まれていて、世界遺産としてこれからも大事にされていくであろう事がうかがえる。

 昨夜、遅くムンバイにバンコク(食料の買出し)経由で戻ってきた。
 それにしても、海外からの休暇のあと、いつも「嘆きのため息」になるのだか、ムンバイに戻るたびに、この街の汚さに悲しくなる。カンボジアのあの美しく整備された道路や、観光遺跡、ホテル。世界遺産を綺麗に守ろうとする国民の意識。「貧しさ=汚い」というのは成り立たないと、今回も実感する。途上国でもお寺や遺跡、教会、いったいインド以外の国にこうした「聖域」と呼ぶ所を汚いままにしておく国があろうか?ヒンドゥー教には浄と不浄の観念がとても強くある。にもかかわらず、ヒンドゥー教のお寺はとても汚い。バリや今回のアンコールワットもヒンドゥー教寺院だったけど、とても綺麗だ。国際空港にスラムが隣接しているのがインド。そんなことを許しているのもインドくらいだ。アジア諸国の観光誘致にもすっかり取り残されてしまった感が否めない。
 タージマハールへの道路もエローラ・アジャンタへの道路も日本からの援助でだいぶ良くなってはいる。だけど、インド人が誇る「タージマハール」やその他の世界遺産の回りをどうにか綺麗にして欲しい。「貧しさ=汚い」という図式が、今回のカンボジアをみて成り立たないことを実感する。タージさえあればお客が呼べるなんて思っているのかな?インドのブラーミンたちよ、箒を持って立ちあがってほしい。インドが永久に汚い国では悲しすぎる。ムンバイの汚さになれるまで、また10日くらいかかります。デワリの前の大掃除はしないのか!って怒りたくなる。

 今夜のムンバイはデワリのイルミネーションで街中がクリスマスの電光飾りのように輝いている。都市化して高層住宅街のムンバイはデワリのお飾りが、電光チカチカのイルミネーションに変わり、フラットの窓辺には、大きな提灯とクリスマスの電飾がまばゆいばかりだ。荷物を解くのを後回しにして、フラット中(34階)のエントランスに灯されたオイルポットとランゴリーの撮影回りに出かける。昔ながらのランゴリーを描いているお宅はめっきり減り、下町のバンドラあたりの方が電飾もランゴリーも華やかだった。
 デワリのポットは、ラーマヤーナのラーマの凱旋を祝って灯すとも、ラクシュミー女神(金運)を呼び寄せる為とも言われています。そのほのかな灯火が、今は電気になってしまってちょっと悲しいです。
             デワリのランゴリーとオイルポット